夜に抱かれて
人から遠く離れて
闇を飛ぶ心も今夜はお休み
己の小ささに震える
黄砂が海を渡るように
思念は自由を飢え
一夜にして千里を往く麒麟を愛した幼少に泣く
せめてあなたを信じたかった
瞳を見て手を握りたかった
遠い昔
友情を箸にして
夏のおそうめんのように
虹を掬うような感じ方の子供でした
大人になって
大きな豚のロース肉の端の
脂身の道を
男の2人乗りバイクで往く悪夢から目が覚めません
私は男の腰を掴み
風に嬲られ
私の首からゆるゆると流血して
それが赤いネッカチーフのように見えます
この失意と無念は私を助けず
私の腐った沼に溺れ
水しぶきが、もう語るな、と囁きます
病室なのか、洞穴なのか
黴が匂います
私は壁に詩を書き
助けて、と言う代わりに
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作品データ
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作成日時 2024-12-21
コメント日時 2024-12-21
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/12/22現在) |
叙情性 | 0 |
前衛性 | 0 |
可読性 | 0 |
エンタメ | 0 |
技巧 | 0 |
音韻 | 0 |
構成 | 0 |
総合ポイント | 0 |
| 平均値 | 中央値 |
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
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2024/12/22 01時24分46秒現在
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