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星
眩しいものから目を逸らした (あなたは分解されたピース 星と星がつがうことはない あなた方は最初から丸くて最後まで ひとつ そこに戦う理由も育つ理由もないから あなた方は 何かに似ている 私は 見つけようとした 光 に よく似ていて 光 では ない ものを 北へ帰る車の列と 南へ向かうトラックがすれ違う 有るのはその向こう 星に張りついた水の肉 砂の肉 湿った島国 蟻のように道を歩くわたし 太陽を見て、月を見て 声もでなくて死にそうだったいつか 純粋な何かを燃やすことを いつから「綺麗だね」と言うようになったんだろう
星 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 847.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-02-27
コメント日時 2018-03-05
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
仲程さんへ お読みいただき有難うございます。ただ手元に有る物だけで済めば、何かを燃やしたり、奪ってきたり、戦う必要も無いのにな、と考えておりました。 コメントくださり有難うございます。
0こんにちは 渚鳥 さんは、すごいです。 純粋な何かを燃やすことを「綺麗だね」と 渚鳥 さんは言っておられるところが、すごいです。 さとりに似ています。でも純粋な「何か」ですから、抽象的で判然とはしてないので、さとりと言えば おおげさかもしれませんが たとえば煩悩を燃やすにしても 純粋に発火する瞬間は、「綺麗」かもしれません。 たとえば脂肪を燃やすにしても 「綺麗」な瞬間がある気がします。 地球の水が蒸発するのも ある意味では燃えているので、綺麗かもしれません。 地球という生き物の中にいて、蟻のように道を歩き 綺麗なものを探し当てようとしておられて、すばらしいです。 ところで 星と星がつがうことはない のですか? そうかもしれません。でもそれは、織姫と彦星にだけは 言わないでおいてさしあげたいなと おもいました。
0るるりらさんへ お読みいただき有難うございます。素敵な感想を有難うございます(思わず、お喋りを書きかけましたが、長くなるのでやめます)。 ところで、そうですね。七夕伝説に限定せずとも、数多ある伝説は「説」の名がつくだけあって、何通りにも枝分かれしていくところが凄いです。根っこたる元のお話もいつの昔からあったのものやら。。 遺伝子が親のさらに親のもとにあった頃から子々孫々と聞かされてきたから、妙に納得してしまうのかも。 お喋りが過ぎました。 コメントくださり有難うございます。
0連星、を連想しました。ひとつに見えるのにふたつ。互いに激しく引き合いながら、遠心力で引き裂かれ続ける。 お互いの重力が互角だからそうなるわけですが・・・いっそ、ぶつかり合ってひとつに燃えて消滅してしまいたい、そんなジレンマに焼かれ続けながら、宇宙空間で対峙しつつ巡り続ける宿命を持った星ふたつ。
0まりもさんへ お読みいただき有難うございます。少しWikipediaを見ておりました。重力という糸に縫い止められた、星と星(ときには3個もある)なのですね……。火と火の間では、焼け・燃えることに熱さを感じていないのでしょう。恒星が燃え続けて、宇宙のどこかに水の種がたくさん生まれるような気がしました。 コメントくださり有難うございます。
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