綴織 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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綴織    

最高の綴織に出合った感動は 豈ほへと。 遠い御空を翔り行く 吾の思ひも 豈ほへと。 綴織とは 吾をして 何処へともしれぬ 虚空へと連れ去り、 意味が転倒してしまった言葉の群れが 錦鯉の群れの如くに 鮮烈鮮明に群れ集ひ、 さうして存在を飾り倒して 華美なる夢を纏ふ錦鯉が 綴織として織られて それは至高の時を連れて 再び此の世に存在の意味を知らしめる それが綴織。 嗚呼、豈ほへと。 最早、意味などゐらぬのだ。



綴織 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 323.0
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 113

作成日時 2024-12-03
コメント日時 2024-12-04
#現代詩 #歌誌帆掲載応募 #縦書き
項目全期間(2025/04/15現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧113113
音韻00
構成00
総合ポイント113113
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧113113
音韻00
構成00
総合113113
閲覧指数:323.0
2025/04/15 00時42分50秒現在
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    作品に書かれた推薦文

綴織 コメントセクション

コメント数(3)
A・O・I
作品へ
(2024-12-04)

なんと素晴らしい!(拍手!!)そういった思いが綴られています。コレが話者自身の満身の体感なのか、他者への畏怖ともとれる思いなのか。ただただ純粋で実直な感覚だけが書かれているようにおもいました。読み手はその感情をどう受け入れるのでしょうか。

0
鷹枕可
作品へ
(2024-12-04)

此の度は、歌誌「帆」自由詩掲載欄へとご投稿を賜りまして、允に有り難うございます。 未だ、ご応募受付開始よりは間がございます。 暫し、(凡そ、冬季=年始頃・即ち後一箇月程後に始動との計らいでございますから、その時分迄。) お待ち下さりますと嬉しく存じ上げます。 御作を、拝読させて頂きました。 前回作との比較を致しまして、かなり上手となられていらっしゃる事を切に喜ばしく存じ上げます次第でございます。 文体の贅肉が削ぎ落とされまして、スタイリッシュ且つ個性的な、御作と為っていらっしゃれると。 コンセプトも独特であり、一読を致しまして「佳い」と発念を憶えました次第でございます。 「綴れ織り」より「錦鯉」を想起なされる事は、日常言語に於きましては中々、ございませんから。 正しく修辞の為の修辞、技巧の為の技巧に贅を尽されており、流石、と舌鼓を打たせて頂きました次第でございます。 意味極を超越なされた地平へと顕現なされた、言語美の極みを披露して下さりまして、允至福の心境を覚えております。 此の水準、或は言語-修辞‐美の弥果まで突き詰められました御作を、次回も期待を致して居ります所存でございます。 それでは、復のご挑戦をお待ち申し上げております。 此の度は、ご応募ご投稿を賜り、允に有り難うございました。

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三明十種
作品へ
(2024-12-04)

静かで佳いなぁーとひと触り、(豈)読めなかったッス…調べました調べました… >豈ほへと。 いいアクセントになっていますよねーこっちに語りかけられてる感じがしましたよー 僕はよく出先の車のなかで詩の構想を練る練る練るねするのですが、晴天や曇天を見上げてはあーでもないこーでもないと言葉の群れがうようよとですねーうまい具合に虚空にでも意識飛ばしてくれればキタコレコレコレしめたもんなんですけどねー美しいものを見て、どうですかみなさんこれとても美しいでしょうーってそのまま綴っていければ良いのでしょうけどねーありがとうございました。

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投稿作品数: 3