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海に流れた血
海に流れた血は 数えられない ダーツがロープを切って 時の血が土に浸み込んで ジョークがキイチゴに変わる 世界中のコネクションが シンディケートに振り回されて 海に流れた血は無駄にならない 我々は塩よりも砂糖を目指すべきで ある種の力みが時の血を緩和するのだから 躑躅に巻き付いた朝顔を 切られたからと言って 絶望するべきではないのではないか キイチゴに変わったジョークも そのうちその意味内容が解明されるだろうから
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海に流れた血 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 454.1
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2024-10-03
コメント日時 2024-10-22
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
これは何かの隠喩だろうかと深く考え込んでしまった。 「キイチゴに変わったジョーク」、これは何を意味するものなのか。 流れた血は数知らぬけれど、何らかの和みで緩和するというのか。止血はされぬまま。 謎多き言葉が並ぶ詩だけれど魅惑的な響きがあるなあと思いました。
0ポジティブな詩ですね。
0短めですが、重量感があります。 「海に流れた血」が最初に出てきますが、「時の血」というのもある。ここは「時の流れ」と言い換えてもイメージがつながりそうな気がする。「ある種の力み」とは、今までの数多な「シンディケート(犯罪の方で受け取りました)」を忘れない、回顧していくことなのではないかと。 ジョークは、繊細な人が使うものだと思います。ある悲劇的な出来事を直視したりできないからこそ、ジョークで真実を隠しながら扱う。 そうやって直視されなかった「血」が、土に浸み切れずに海に流されてしまうものもあるけれど、地上に残るそのジョークのキイチゴの源を誰かが辿れるなら、遠い未来で私たちの悲劇は直視されるのだろうなと、思いました。
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