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脳内モルヒネ依存症
左利きの仏さまは無関心で そっぽ向いたまま 土くれをえぐっては 稲を刈る手には気づかずに そう 彼は適度に唯我独尊 朝までパスタ食べてるネトゲ廃人 トリッキーで昼夜逆転 目は充血よ いつもプレッシャーをかけられ トラウマだらけ 人生始まりません 想像するだに 地獄行きだ マシンガン パラタタタ 反逆だ 抵抗だ ザブンと湯船に浸かって ハイな芸術の完成だ 後ろ向きで歩くマイケル エンタテイメントな廃棄物 社会に興味がないわけじゃないけれども 刺激が足りなくて ねぇ ガールフレンド 走り抜ける変化についてはいけても 気持ちは満員電車拒否で ペット紛いの生活 今すぐ自覚したい 誰か教えてよ 閉鎖した僕に 出来ないことばかりでがっかり 無制限じゃない砂時計 分かってる 少し僕はネジ外れ そう それ正解 身体で感じること忘れ 僕は 脳内モルヒネ依存症 入り口はあったが出口は見えず 思考力 どこかへ行っちゃった 紳士淑女の皆さま 弁明だ 毎日 退屈な日常 流れるニュースは巨大な情報操作だし そうかもね 好きだったじいちゃんやばあちゃんも 天国行きのエスカレーターのぼったし かと言って心を完璧に閉ざしてるわけじゃないけど 双極性障害気味 君には伝えたいことがあるし 伝えたいけど どうも心身ウゴカナイ パンチ効かせて 足蹴して あがいてみても 上手いこといかないこと多し アベーマTV鑑賞中 触手動かないトピックスだらけで 君に会う気もどこかへ失せた ライン既読もつけない チョコクッキーで手は粉だらけ 日常さえも崩れ放題 非通知着信 やけに気味が悪いけど 誰かにお金借りたわけじゃないし 差し出したのは「無言」 日々日々愛想笑い そんな気分で サイコパスやっちゃってる僕だし 上へ下へ右往左往 許されてるのは やっぱりネット徘徊 振動する心臓起き忘れ 僕は 脳内モルヒネ依存症 狂ってるって言えば それだけだけど 時には世界の終わりを 考えてみたりして 明後日向いた思考法 どこか空疎で 空回り 動かなきゃって分かっても どうしてか手はiPad 仕方ない そういうことにしといてね 提供するコマーシャルは頭を素通りで 僕の脳内はモ・モ・モルヒネだらけ 僕は言いました 僕の言い分も分かってくれますか マスカレードは辛いものです 極楽浄土で天使は遊んでる 僕の幻覚症状はエンスト気味なんです 正直 テクノロジーに弄ばれて 遊んだつもりが 監獄へ直行 最高だ いっそのこと 極端な話 石器時代にでも戻れれば 僕も治るかもかも 手作りシフォンは喉に通らない 痩せた姿も鏡で見れないくらい 現在ガス欠で 「世捨て人」なんて言葉が 頭をぐるぐる回ってるんです 壊滅的だぁー ジョン・レノンは宇宙からの使者ですか 違いますか そうですか 微動 脈打ちさえしないソウルらしきもの抱えて 僕はメッセージ送ります 「have a nice day」 君に素直に会えた日 僕は異常以下でも異常以上でもない極々平凡な人で 困ったものです 君の手をつなげたら 少しは気持ちも楽になるかもしれません 君もそれを待っているはず これは感傷主義ですか 真夜中サイトを見開く 僕は 脳内モルヒネ依存症 探しに行きたい 本当のところ 君の心の在り処 いつの日か ナナナナ・ナナナナ・ナナナナ・ナナナナ・ナナナナ ハミングして僕は故障寸前 如何せん行き当たりばったりの 僕は 脳内モルヒネ依存症 いつになっても ダイブしてチャレンジして落下して 居場所はネトゲ いつまで続くやら 君は感じますか 僕の症状 僕は 脳内モルヒネ依存症 「君だけが救える」なんて 言えるならば 胸の内は平和 それじゃあ行きましょう 浄土行きの階段へ 今日も僕に用意されてる それでも左利きの仏さまは僕には無関心で unoでもやって 平気な顔してるんでしょう 地球の片隅で 土塊をえぐっては 稲を刈ってるのも知らぬまま
脳内モルヒネ依存症 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 902.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-02-15
コメント日時 2018-02-17
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
私は音楽に疎い方なのですが、ラップの即興的な疾走感にある種の開き直りと哀愁を感じました。 「僕は異常以下でも異常以上でもない極々平凡な人で 困ったものです」 自身を異常と判断出来る正常な精神には、まさしく「マスカレードは辛い」ですね。 「脳内モルヒネ」に依存する気持ちも何となく共感出来ます。
0Rさん コメントありがとうございます。ラップを彷彿とさせる。その通りです。この詩はラップをたぶんに意識しています。ただラップにするなら、言葉づかいや、チョイスを大部分変えるでしょう。テキストとしてなるべく強い選択をしたのでこの形になりました。 マスカレード(仮面舞踏会)はつらい。まさにそうなんです。が! 実はマスタードはからいと書こうとして間違ったのはここだけの秘密です。 期せずしてできた「仮面舞踏会はつらい」というフレーズも、この詩にピタリとはまってまさに災い転じて福となす、だなと思っております。
0ああ、うっかり失念していました。 (適度に)からい、だと刺激的ポジティブな交流ですね。平凡な人生は幸せなのか、詰まらないのか……そんな事を考えました。 因みに私はピリ辛すら食べられないので、からいのは泣く程ツラい。 日本語難しいデス(苦笑)
0Rさん 再度コメントありがとうございます! ピリ辛すら食べられないので からいのは泣く程ツラい。そうなのですね。Rさん。 刺激は良も悪もほどほどにした方がいいのかもしれませんね。 日本語難しい。まさに、です。
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