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嘘
僕の背中の嘘を暴いてください 僕は大きな嘘をついている 見えないからと油断している 見えるはずがないと過信している だから太陽に向かっていけない 夕日に背を預けられない 誰かと共にいられない 素直に涙を流せない 僕の嘘はいつも隠されている 背徳の匂いがかすかに香る 裏切りがいつも見え隠れする 見守られる資格などない だから太陽はそっぽを向いている 夕日は背中を燃やそうとする 誰かは逃げて行く 素直な行いをいつもできない 大きな とても大きな僕の嘘 それはおおきなしこりとなって瘤となって 僕の背中を覆いつくしている
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嘘 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 267.9
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-09-10
コメント日時 2024-09-10
項目 | 全期間(2024/09/20現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
何だろう。なかなか良い。人は誰しも何かしらの嘘をついたことがあるはずだから。かく言う僕も今、ある種嘘を私生活で抱え込んでいるかもしれない。この詩は嘘について実直に、だがちゃんと適度に詩的な表現で描いている。驚くような修辞や言葉の飛躍はないが、実直さで押しまくっている。少なくとも僕には響いた。ただ惜しむらくは、背徳の匂いという、気を衒っているが、平凡な表現を使ってしまったこと。この一節がこの詩の実直さをむしろ弱めている。その他はかなりいい。僕が嘘について書くとしたらこうはならないだろうし、嘘についてここまでストレートに書こうとも思わなかっただろう。だがいい。完璧に僕個人の好みで高得点を差し上げたい。
0あ、いいな。男は背中で語るカタルシス、なんて洒落をデーブ・スペクター氏なら言うかも知れない。後ろ姿。特に背中といえば任侠高倉健でしょうか。昇り鯉のイメージですね。これが鬼か不動明王ならば菅原文太。梅宮辰夫にはもっとセクシーな刺青が似合うかな。まあいずれにせよ男は背中で人生を語り、嘘つきならばきっと背中に表れる。萎れた後ろ姿じゃ嘘も何れはバレるということでしょう。これが女性ならばどうなんだろう。女性の人生は何処に表れるのか。 ズバリお尻ですね。引き摺られた嘘も。でも嘘を見分けるのが一番よい方法は、、言葉ですね。そして普通に話す時の声音ですね。再度男らしい映画が観たくなる詩です。
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