季節の残滓 - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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季節の残滓    

夜となく昼となくすだく虫の音はしげく、開け放たれた窓からなだれ込む。 草いきれと耳鳴りが綯い交ぜとなって責め苛む。 何に怒ってか甲走って鳴く番のガビチョウでさえそうなんだ。 窓外に覗く合歓の木の葉は陽光に褪せてベランダに貼り付いている。 汗と疚しさは肌にまといつき、身じろぎもできず。 そよ吹く風あれど宥めるには程遠く。 反芻思考が混沌として蝕み剥落する。 過ぎ行く季節は惜しまない。 残滓ごと潰えてしまえ。


季節の残滓 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 1
P V 数 : 374.8
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2024-09-03
コメント日時 2024-09-05
#現代詩
項目全期間(2025/04/17現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
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閲覧指数:374.8
2025/04/17 00時00分50秒現在
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    作品に書かれた推薦文

季節の残滓 コメントセクション

コメント数(1)
もののふ
もののふ
作品へ
(2024-09-05)

軽快なリズム感が好きです。

1

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投稿作品数: 1