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N2ファンアート
マドレーヌちゃんは 青い湖のほとりに立ち、アヒルを釣る ブリキ缶から覗くカエルの目は 澄んだ湖面を映していた おめかしオクターヴは遠くから 彼女を見つめ、胸が高鳴る 優雅に並ぶ塔と壁 親友のイルカは、波間に踊りながら 砂のお城を目指していた ヘーゼルナッツのテントの中で 夜が深まると、月の光が優しく照らし マドレーヌとオクターヴは穏やかに眠る そして朝が来ると、マドレーヌちゃんは また湖へと向かい、アヒルを釣る 風がそよぎ、木々はささやき ブリキ缶から覗くカエルの目は 新しい一日の始まりを感じていた
N2ファンアート ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 442.4
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-08-28
コメント日時 2024-08-29
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
柔らかい光が差し込むような、静かで澄んだ詩だと思いました。まるで絵本を読んでいるよう。手のひらで優しく、愛しいものを撫でたくなりました。とても好きです。
0マドレーヌちゃんが湖でアヒルを釣ると言うフレーズが印象的なのですが、ちょっと有り得ないようなことだと思いましたが、イデアの真実があると思いました。湖面に浮かぶアヒル、どうやって釣るんだ、何で釣るんだと真剣に考えてしまいます。この詩の宿題なのかもしれません。
0コメントいただき誠にありがとうございます。 あまりメルヘンなのは書かないのですが、フランスにあるレネレイドというアクセサリーブランドのかわいいアクセサリー達をモチーフに色々想像して書いてみました。
0魅力的なキャラが ただ配置されているだけで マドレーヌちゃん、 ブリキ缶から覗くカエル、 おめかしオクターヴ、 親友のイルカたちが 殆ど動きのない絵の中の 静物みたくなってしまっている たとえばブリキ缶から覗くカエルが 缶から飛び出したり、 親友のイルカが マドレーヌちゃんや オクターヴと話をしたりしないと 回らないメリーゴーランドや 錆びついた観覧車のある 廃墟の遊園地みたいで勿体ない つまり、 「アヒルを釣る」、「覗く」、 「映していた」、「胸が高鳴る」、 「お城を目指していた」、 「穏やかに眠る」‥‥ >そして朝が来ると、マドレーヌちゃんは 「アヒルを釣る」 >ブリキ缶から覗くカエルの目は 「新しい一日の始まりを感じていた」 と、 たったそれだけのことしか 描かれていない ――じゃあ、次はどうなるの? って、期待する 子供っぽい、 作者の意図に従わないタイプの ボクのようなむずがる読者からすれば、 都合の良い大人目線で描き 手の届かない子供心を 見事に裏切っているようにも感じられた
0既に言及ずみですが、アクセサリーやぬいぐるみに命が宿った体裁で、アクセサリーなどに自分の心情を託すという方法は、技術としてあると思うんです。ですがこの詩の優れたところは、ある一定年齢を重ねた女性のそれが、冷静に書かれているところですね。つまり詩の中で、様々な体験、経験を重ねてきた自分を隠していない。かわい子ぶりっこしていない、その点がこの詩を落ち着いた作品として成功に導いたと思います。
0ほんとですね。アクセサリーのモチーフではマドレーヌちゃんが普通にアヒルを釣っているのですが、果たしてどのようにして釣ったのでしょうね。 ウキ釣りでしょうか。。それか、餌を撒いて、網ですくったのでしょうか。 アヒルを釣るというのは、マドレーヌちゃんの趣味ではなく仕事のような気もしたので、淡々と毎日アヒルを釣っている様子を書きました。 具体的に想像していただきありがとうございます!わたしも真剣に考えてみたら楽しかったです。
0コメント頂き誠にありがとうございます。ご指摘の内容、とてもよく理解できます。そこがもっと想像できれば、より深いものがかけたのだろうと思います。 ただ、私はどうしても演技が下手と言いますか、これ以上想像を膨らませて書くと、わざとらしさが出てしまう予感がするんですね。 なので、そこの、一歩想像するという苦労を乗り越えないものを書いている、という、堕落さを感じていて、敢えて「現代詩」タグを毎回外す、ということをしています。 ではなぜ、投稿するのかというと、時々私のこのような作品をとても読み込んでくださったり、想像して新しい世界を見せてくださるユーザーさんがいらっしゃるので、それがとても楽しいんです。 私だけでは子どもの期待に応える自信がどうしてもないんですね。
1コメント頂き誠にありがとうございます。 今回はアクセサリーに命を宿す、ということ自体自分にとっては少し勇気がいることでした。あまりこういうメルヘンな文章を好まないし、あまり書き込むと自分に嘘をついているような嫌悪感があったからです。 ただ、N2のアクセサリーに出てくるモチーフたちは本当にかわいくて、どれもお気に入りなので、少し書いてみたくなったんですね。 でも過剰な演出をしたくない、というか、既に完成されているアクセサリーのモチーフを崩したくないという思いもありました。 色々と考えていただきありがとうございます。
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