別枠表示
おれはハンターだ
ハワイとベネチアの間で生まれた私は血で血を洗えるんだよね。なんていうか新しい悲しみは古い悲しみを洗う。だからまあことわざってあながちほんとなんだよねえ。 これは私の人生ではなくこの人たちの人生だ。そう思える瞬間に私は人間を辞める。実際はそうはならないで走り去る。心のなかで思い描くスピードだけは永遠だ。だからいつも結論はスピードだけが永遠である。 純粋だから。 リズムを取るとリズムが消える。刹那という刹那にも名前はもちろん存在する。エデン・エイデン・エシークだ。あるいはイーノックともいう。ハイウェイという名で生まれた者は電子のように呼吸できない。 エレクトロンの真似事は辞めよ。 私はエレクトーンと呼べ。 神秘だからカリフォルニアに感謝の気持ちを伝えよう。私は愛してるんだから。じゃがいもとか農作物は温かい。太陽のようにあたたかい人に出会えるかどうか。そこに賭けて稲妻のように雷を愛せ。 命を捨てると声に出してから考えてみたら全然だ。おびただしいほど神聖な髪の毛の束と性欲のないクローン人間の間に共通する白さがあると私は思う。
おれはハンターだ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 718.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-08-22
コメント日時 2024-09-17
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ハイウェイという名で生まれた者は電子のように呼吸できない。とか、私はエレクトーンと呼べ。とか、面白い言葉を集めて作品にするとこういう感じになるのかと思いました。創作性をフレーズの節々に感じるのですが、どちらかと言うと、筆力で押し切ってくる作品のように感じました。
0筆力だなんてそんな!あ、でも分かるような気がします。筆力、世界で一番欲しいですよね。そういう意味では私って筆力はないんだけど筆圧がめっちゃすごいんですよね。そうそう、前から1.5Aさんってどういう方なのかなあってすごい興味あって。私が子供の頃はねえとにかく教育ったらすごくて、筆圧第一主義なんですよね。まあそんなことはないんだけど……でも!小学校1年生の頃の字の授業は、とにかく、四角い枠にめいいっぱい大きくて黒い字を書くということにまさる美徳はありませんでしたねぇ。いまの若い子は、そういうのとは無縁だったら良いと思う。まあゆとり教育っていうんだけどねえ。ゆとりってのが皮肉でもなんでもない時代になってしまいましたねぇ 自分語りですみません。ありがとうございます。
1何作品か読ませていただきました。 いすきさんの詩は、口語の自然な文体ですらっと読めてしまいそうで、一連、一行に散りばめられた文に、立ち止まって考えたくなるような魅力が詰まっていると強く感じます。 例えばいすきさんの詩集があったとして、一日で一冊読んでしまうのではなくて、一作品読んで、今日はこの詩について自分なりに考えてみるか…みたいな楽しみ方をしそうだなと思いました。
0このスピード感いいね。もっと長文でもいいような気もするけれど、 これはこれで良いと思う、
0