センテイ - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

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花骸

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センテイ    

木を磨くためにセンテイをする いらない枝は切ってしまったほうが良いけど 切られた枝はきっと生きることを望んでいただろう 本屋で本をセンテイした 数ある中から一つを選んだ 選ばれた本はとても喜んでいるだろうし 誰かに幸せを運ぶ 二つの同じ言葉でもここまで意味が違うと 生きているうえで感じる嫌なことも センテイに背負わされた宿命を考えると 少しばかり和らぐような気がした 私たちは毎日選ぶことができるのだから


センテイ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 9
P V 数 : 581.4
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2024-08-18
コメント日時 2024-08-19
#現代詩
項目全期間(2025/04/15現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
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閲覧指数:581.4
2025/04/15 06時51分21秒現在
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    作品に書かれた推薦文

センテイ コメントセクション

コメント数(9)
仁川路 朱鳥?|
作品へ
(2024-08-18)

「木」と「本」という、文字の形状も材質も似ている物同士を比較しているのが興味深い、面白い作品だなと思います。 切られた枝、と、選ばれた本、でそれぞれの心情を感じ取ろうとしているのも、話者の思慮深さが垣間見えてそこもまた面白い。 ただ、最後の一文の >私たちは毎日選ぶことができるのだから これが最後にあることで、私個人としては「センテイにまつわる責任」を感じ取ってしまって、和らいだのがかえって引き締まったような感覚に襲われます。B-REVIEWに投稿されている作品の中で、比較できる作品が中々ない読後感です。 他の方の感想も読んでみたいところです。

1
秋乃 夕陽
秋乃 夕陽
作品へ
(2024-08-18)

剪定と選定と、最後のセンテイはもしかして、前提? それぞれ意味は違うけれどそれぞれ重要な働きをしている。 選び取って状態を良くするという仕組みはとても必要で前向きにしてくれますね。

1
鈴街蒼
鈴街蒼
仁川路 朱鳥?|さんへ
(2024-08-18)

コメントありがとうございます。謎かけが好きななので、似ている言葉で感じたことを詩にしてみました。最近モチベーションが落ちていたのでとてもやる気が出ました。ありがとうございます。

1
鈴街蒼
鈴街蒼
秋乃 夕陽さんへ
(2024-08-18)

コメントありがとうございます。センテイにかけられた想いをあまり暗くなりすぎないように明るい詩にしました。前向きな詩をいっぱい作っていきたいです。

1
秋乃 夕陽
秋乃 夕陽
鈴街蒼さんへ
(2024-08-19)

それは素晴らしいと思います。 私だとどうしても暗い詩になりがちになってしまいます。 でも、鈴街蒼さんなら繊細な感情を明るく描くことができると思いますよ。

1
鈴街蒼
鈴街蒼
秋乃 夕陽さんへ
(2024-08-19)

励みになります。暗い詩ももちろん好きですし、いっぱい書いてますが希望が見えるのが好きなんですよね。これからも書いていきます。

1
メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
作品へ
(2024-08-19)

剪定と選定。上二連は切り捨てられてもそのモノ自体は活かせる。という意味に於いて肯定的な捉え方に置いている。~センテイに背負わされた宿命を考えると少しばかり和らぐ気がした。これを人間社会に置き換えると格差社会に於いてたとえ切り捨てられる側に立たされようとも、社会全般が成り立っていくのならばわたしは甘んじて受け入れよう。という積極的なニヒリズムの思考が読み取れてきます。 ~私たちは毎日運ぶことができるのだから。これは一体何を運ぶことができるのでしょうか。希望、勇気、幸せ? 把握する言葉が足りないので読み手の私にはこのことを思い込むには不安感も寄生してしまいます。それは私が前述した積極的なニヒリズムという切り捨てられる側の犠牲者的諦観の姿勢に於いて、格差社会の下部に置かれた立場の人間に、果たして希望や勇気、そして幸福感など持てるのか、という疑問が生じるからです。哲学に置き換えた思考精神はわかる。しかし何よりも言葉が足らないので全体として作者の言いたいことが上手く伝わらないのです。

1
秋乃 夕陽
秋乃 夕陽
鈴街蒼さんへ
(2024-08-19)

そうですよね。 明るい詩、暗い詩、その時々でいろんな詩が描けたら楽しいし、読み手としても楽しみになると思います。

1
鈴街蒼
鈴街蒼
メルモsアラガイsさんへ
(2024-08-19)

コメントありがとうございます。この詩では決められた運命にある2つのセンテイを出して、私たちは運命を選ぶことができるというそんな気持ちで書きました。運命を選ぶことができる以外にもにも、私はたくさんのことを人生で選びたいと思っているのであえて選ぶという言葉だけにしました。不安定な部分もある詩なので読み手の感じ方で変わるのもいいと思っています。

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投稿作品数: 1