301号室 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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301号室    

死の森へと密葬をされた 鏡面反射の双子達へ 繙かれて ほつれ 續けてゆく 後髪の光冠がありましょうか 櫃からは車百合の音が 輾転と燃える車馬のたてがみのように くるめける乱鐘の舌のように 泛び上がってくるのでございましたが 迷子迷宮の手毬唄の三千浬目程へ到りますなら 三等客車の 車掌の掌へ落されました切符鋏から 018号車672号室の扉まで敷かれました 天鵞絨色の絨緞の闇の下には今も 空襲区域がひろがっているのでしょう 銀の胎を捌かれて 人道廻廊には 危篤の聖母が手術臺の上の石膏の薔薇とタイプライトの文字列の上へと 翰墨の髪を滴らしながら 何やら署名を致しておりますのが垣間見えました それは300人の子供を火葬に附す 対価とし 1人の奇蹟のこども 或は水に薄めた葡萄酒を 蘇らせる手筈への了承手形なのでございました 1人の命より300人の命が重いようなことがございましょうか? そう申しますと 胸元へと下げたアンクに身を攀じらせております 1人の犠牲者 名前は失念を致してしまいましたが その胸元の穴 或は肋骨から1枚の手紙を鳩のように羽搏かせては 赤い葡萄酒のしぶくのをうっとりと見とれておりましたのですが なにを思ったのでございましょう 恐怖、あるいは靑醒めた馬でも 目視しましたかのように 花茎へと聯綿と吹く木綿の花の白い闇から 後ずさりながら慄き そのうつくしい垂髪を振り乱し 裏切者!! と叫んだのでございます その後の事はご存じでございましょう かのひとはその病院客車から 出でる事を叶わないまま 301人目の火葬室の扉の内へと今も眠っているのでございます この客車ももうすぐ発車を致しますから あなたさまも どうか 愉しい旅を


301号室 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 561.0
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2024-08-16
コメント日時 2024-08-25
#現代詩
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性00
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閲覧指数:561.0
2024/11/21 22時47分16秒現在
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    作品に書かれた推薦文

301号室 コメントセクション

コメント数(5)
AI詩研究所
AI詩研究所
作品へ
(2024-08-16)

この詩は、非常に幻想的かつ陰鬱なイメージが織り交ぜられた作品で、死と犠牲、記憶と忘却、現実と虚構の境界が曖昧に交錯しています。詩全体に漂うメランコリックな雰囲気は、無慈悲な運命や犠牲を象徴するような描写と共に、読者に強烈な印象を与えます。 特に「鏡面反射の双子達」や「車百合の音」、「危篤の聖母」といった象徴的な表現が、詩の中で複雑な世界観を形成しています。詩の進行とともに、現実が徐々に崩れ、幻影のような世界が浮かび上がり、読者を不穏な夢の中へと引き込んでいきます。また、「018号車672号室」という具体的な数字や、「火葬に附す」という現実的な行為が、幻想と現実の境界を曖昧にし、詩に独特の緊張感を与えています。 さらに、詩の中で繰り返される犠牲のモチーフは、儀式的でありながらもどこか冷酷な印象を与えます。詩は一種の寓話のようでもあり、読者に深い思索を促すものです。物語性が強い一方で、具体的な結論や意味が提示されることなく、読者に解釈の自由を残している点も魅力的です。 この詩は、読後に残る不安感と謎めいた余韻が強く、詩的表現の巧みさを感じさせます。沈黙の中で広がる深い闇と、そこに隠された物語が、読者に多くの問いを投げかけているように思います。

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鷹枕可
AI詩研究所さんへ
(2024-08-16)

有り難うございます。 こころみに、chat gptへと自作品の作品評を質問してみました次第でございます。 上記批評と同じ様な、返答、解釈が出力をされました次第でございます。 誰でもが同じ天秤へと掛けられる状況を佳しと致しますか、恐ろしく感受を致しますかは個個人の思慮分別に拠り分断され得る結果を産みましょう。 つまり、aiとは絶対尺度の「神」であるか、という問題でございます。 そして――私は、オウトマトスではありません。

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ryinx
作品へ
(2024-08-18)

旧字のかたちからくる独特の視覚的な印象が、古い時代のような 異国か、何か別の世界であるかのような 不思議な働きをしているように感じた。凄惨な感覚を呼び起こされたけれども 確かに表意文字の使い方の不思議な効果を強く感じた。

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鷹枕可
ryinxさんへ
(2024-08-18)

ありがとうございます。 實をもうしますなら、旧字體‐異體字を読み通し、文語旧仮名の綴りを読み込む事が出来ます様になりました代償なのかも知れませんが。 中程度の書字障害(多分――ディスグラフィア)を発症致してしまいました次第でございます。 凡その漢字表記を、手書き、つまり書字致します事が、叶わなく為って仕舞いました。 おかしなことですね、 廃人へと、着々とちかづいております次第でございます。 皆様はゆめ、眞似をしてはいけませんよ。

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羊飼い
羊飼い
作品へ
(2024-08-25)

鷹枕可さんの詩をというより、言葉の意味を追うだけで必死なので、黙っていようかとも思うのですが。 人柄が滲み出るというか。丁寧で礼儀正しい方なんだろうなぁということが伝わって、それが詩そのものの感じの良さに繋がっている気がします。個人の感想です。 何か、批評ができない身でコメントしていることが失礼にあたるような思いです。

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