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伊勢物語を読んで
むかし、をとこありけり。 とりあえずここから始めることに到着した。 神戸。 淡路島の見える団地から引っ越してきた。ポートピア81という催しがあった時期。神戸の異人館が話題になっていた時期。キャンディーズが解散した時期。YMOか話題の時期。コンピューターが出だしの時期。 むかし、をとこありけり。 僕は好きな女子と引っ越して離れた。 むかし、松田典子ありけり。東京オリンピックがきて意味がなくなった。 時はもう進まない、そう僕は言った。江戸にはならない、そう僕は言った。 時はうつろひ僕は伊勢物語をよむことに到着した。 むかし、をとこありけり。 むかし、松田典子ありけり。 僕は、伊勢に向かった。 むかし、をとこありけり。神戸の三宮のレストランでビールを飲むことを好んだ。おねしょしても平気だった。 むかし、をとこありけり。伊勢物語の十六段を読み、十から四を出すことを学ぶ。それまでの僕は、三宮から三を出すことにしていた。これからは、伊勢に向かうから四を出すことに到着した。 むかし、をとこありけり。阪神淡路大震災のあと、穂月知実と名乗り詩集を作った。リセットという雑誌に載り神戸中央図書館の震災コーナーに今もある。 むかし、をとこありけり。まだ再会したい女性がいるから本名の、西山智で有名人になりたい! むかし、女ありけり。顔は好きなものの名前を忘れた。ある日、まだ時間があるからと言ってやってきた。二人で長崎ちゃんぽんを食べることに到着した。ビールを飲んだ。話していたことがあることを学ぶことに到着した⭐ むかし、をとこありけり。その歌手は長崎出身。素敵な言葉を並べていたけどもうCDはない⭐ むかし、をとこありけり。DVDを通販で買う。顔は男同士だけどなつかしい。まだ恋愛してない頃。言葉だけ。 むかし、女ありけり。やっぱり言葉だけ。それまでの僕たちはない⭐ 言葉だけ⭐ まだ時間があるから⭐ むかし、をとこありけり。おじいちゃんが川を指さした。 むかし、をとこありけり。部長が地図の川を指でなぞった。 僕は川について考えていた。 僕も川を指さすことにした。 川がない。 都会には川がない。 時間は管理されている。 川も管理されているのかな? すみだ河は見えるかな? 都鳥はいるかな?
伊勢物語を読んで ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 314.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-08-10
コメント日時 2024-08-12
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
なんだかよくわからないけどこれはまさしく現代詩だという感じです よーくかんがえてみると日記調のライティングって絶対メタ感が出ますよね 自分のことを自分が書けるわけないというジレンマを抱えながら書くわけなんで メタ感 もしくはオモロ感というか 皮肉というか ☆がいいですね ☆が
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