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きみが置いていった 切り花は咲いて ゆるやかに枯れていく途上 花びらをさわると かさかさ崩れ でもまだ 茎とか生きてるし 捨てないことにします、 旅先から きみがくれるきみや 海 夕暮れのphotographs そこに、 映っているものより 映っているものの 映りかたにきみが みえるの このごろは 海に流された街で 魚を食べながら 「いろいろなことがわからなくなった」 きみ の、こころのありかた すてきだと思ったから いつまでも好きだよ かなしくても たぶん 帰ってきてね、こんどは わたしが花をあげる
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作品データ
P V 数 : 903.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-02-10
コメント日時 2018-02-19
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
この詩すきです。 完備さん、いい作品書きますね。
0なんとなく、また、百合読みをしたくなります(笑) とはいいつつ。留学中の子供からの便りを待つ母親、的な視点で読んでも面白いと思いました。 じわっと伝わって来るものがあります。 もうすぐ三月。「海に流された街」に、被災地のことを思いました。 いろいろなことが、わらなくなって、旅に出た「きみ」の消息を、静かに、根気強く、待ち続ける語り手。 ときどきイレギュラーなリズムを作る改行、そして唐突に、思い出したように置かれる「読点」のアクセント。 流れの心地よい作品でした。
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