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ヤギの頭のスープ
カバが日めくりカレンダーを 一枚ずつめくっては ヤギに食べさせている どんどんめくって どんどん食べさせる 日めくりを一日で食べつくしてしまう 次の日にはまた一月一日から 一枚ずつめくって 繰り返す フラミンゴが見兼ねて 過去を切って捨てるような生き方はいけないよと 諭されたカバは それは君の桃色があまりに美しくて 君の足があまりに細くて 君たちの羽ばたきがあまりに優雅だから カレンダーを紙飛行機にして ヤギの胃袋にシュレッドしないと 酸欠になってしまう もう食べられないよと 横からヤギが苦しそうに言う ではそろそろスープに カバがうれしそうに 「きっと懐かしい味がするよ」
ヤギの頭のスープ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 745.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-07-21
コメント日時 2024-07-24
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
カバとヤギというのは、幼少期からの刷り込み的なキャラクターとして成立している、と感じる一方で、フラミンゴというのは僕の中では足の細いピンクの鳥くらいしかイメージが湧かなかったのですが、カバとの体型の比較であったり、スマートさの象徴であったり、flamma(炎)としての役割など、色々な意味が込められているのだと考えます。タイトルをヤギのスープではなく、『ヤギの頭のスープ』とされていて、最後、なぜヤギがスープにされるのだろうと疑問に感じる部分もありましたが、ヤギの頭がスープになるのであれば、ヤギの思考もそこに溶けているはずで、それが作品の中で触れられていないのは、ちょっともったいない気がします。実際にヤギの頭のスープという郷土料理が存在したり、有名なバンドのアルバムのタイトルにもなっているみたいですので、そこから着想されたのかもしれませんね。最後に書かれた、懐かしい味、というのが日めくりカレンダーを食べさせていた意味と繋がり、意図のある終わり方だと感じました。最終連の部分は、語順を少し入れ替えられたりするだけでも、すっきりとした見せ方があるように思いました。
1ヤギ頭っつうとバフォメットが浮かんじゃって、悪魔崇拝の儀式でもすんのかと勝手に妄想が膨らみましたが、違うに決まってる! カバ、フラミンゴ、ヤギ、それぞれの役割がありそうだけど、恋愛とかけてるのかな、ぐらいのイメージ。なんかよくわからないっす。画像にしたら一種寓話的なものにできそうね
1よくわからなかった。しかし寓意が明らかな作品よりは良いだろう。
11.5A様 コメントありがとうございます!語順の入れ替えですね…なるほど…もっと推敲しないといけませんね。またいろいろと教えてください(^O^)
1A・O・I様 読んでいただきありがとうございます(^-^)…すいませんわかりにくくて(;'∀')…ほんとうのところはですね、あんまり他愛のないことかもしれません。またいろいろと教えてください(^O^)
0完備様 コメントありがとうございます!A・O・I様もそうですが、「わからない」と率直に言っていただいてよかったなと思います。おっしゃる通り「寓意」が「明らか」ではありませんが、それでももうちょっと伝わると言いますか、何かを受け取っていただけるような詩にしたいです。がんばります。また教えてください(^O^)
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