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海底と星空
とりあえずまだ暗い夜 暗闇の中に星がまだらにひろがっている ため息のたびに消えてる星の光がつけば良いのに 私は帰り道そんなことを思っていた 気持ちはまるで暗闇の海の底のように 息苦しさを覚えていた 涙なのか海水なのかわからないほど 目からは水滴が流れる 海の底で息を懸命にしている そんな感じ 神様なんて所詮人間が作ったものだなんて 高校生の時気づいている だけれど神様がいるなら今すぐ楽にしてくれ と、まとわりつくしょっぱい海水を 頬に感じながら願った 星が光った気がした 新たな星 たぶんあれは、今誰かのため息に気づき 優しく光った灯りだ、 なんて空想した だいぶ潮は引いて 満ちていた海底の底から、砂浜に上がり 歩いてる気分で、布団から出た 優しい灯りはまだ瞬きを放ち 静かに佇んでいた まだ死ぬには早いか 幸い夢を描いていた 私は私に生きてほしいのだった
海底と星空 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 580.2
お気に入り数: 0
投票数 : 3
ポイント数 : 0
作成日時 2024-06-27
コメント日時 2024-06-28
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こういう詩が、すごく好きです! 叙情性と幻想性が入り混じった、かなり美しい詩だと思います!
1静かなつぶやきが、水の冷たさとともに、冷静に夢見ている一人の人を、 高く高く押し上げられていく景色と共に、ゆっくりと味わうことができるものでした。
1海水を辿って場面展開が起こるのが素敵です!!
1此の度は、歌誌「帆」自由詩投稿欄へとご応募を賜りまして、允に有り難うございます。 先ず、定期連絡をさせて頂きたく存じ上げます。 そろそろ、歌誌「帆」第四号発刊へと、編集部、及び代表も動き始めておりますものですから、 暫し、(凡そ一‐三ヶ月程後となると存じますが)お待ち下さいますと有り難く存じ上げます。 御作を拝読させて頂きました。 率直な感想と致しましては、或る一定の水準を充たしてはいるものの、描写の個性、或は普遍性に於きましては弱い、と感受を致しました次第でございます。 矢張、古今、過去‐現在の詩壇に於きまして実作を為されている詩と比較を致しましては、 修辞力、実存の変則性、或は正統性等、に附きまして、脆弱な文体であると、申さざるを得ません。 何卒、近代詩、現代詩等の手本より、学習を為されまして、一層、二層にも。 強靭且つ比類なき美、或は奇形美により認められた詩文を寄稿して下さりますと、幸いに存じ上げます。 それでは、復のご投稿をお待ち致して居ります。 允に、有り難うございました。
1”とりあえずまだ暗い夜” この書き出しの一行が、なんともないようでなぜかとても印象ぶかいはじまりの表現で好きです。
1一行あけの効果ってゆっくり読めせることができることで、この詩は場面ごとにあきらかになっていくそれを意識してこういった形なのだけど。私には読みづらさしかないです。まずそういった形に拘る前に、語彙ですよね、おなじ意味やことばをまるで表記揺れのように置かれていて、これも多分意図しているのだろうか?わかりやすさや後に続く演出としているとしても、拙さばかりがみえ効果的だとはおもえない。夢オチとしてすんと用意された「死ぬのは早いか/幸い夢を描いていた/私は私に生きてほしいのだった」と引き止めるほどの世界とはみえないのです。単純で想像に容易いことばと展開を置いているので、確かに読めますし負荷もなくかかれていてすっと導かれる要素はあります、読み手が受け取りそれぞれが物語として想像するには十分でしょう。皆さん褒めていますし。けれど、鷹枕可さんのいうように、詩の個性が感じられないのですね。美味い?かなと感じられるセンスはあって、まだまだといった味付けでした
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