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となり
僕の隣は透明で、豊かな風が過ぎてゆく。 僕の隣は幸福な、小鳥の囀り聴こえてく。 僕の隣は静寂に、水のゆらゆら降りてゆく。 僕の隣は永久に、誰も入ってこれやしない。 箱が雷雲に突っ込んで、君の薬指は頭側直線運動。それは0.9秒のこと。 僕の体は振動する。君の脳みそには届かない。電極刺しても届かない。 錆びた腕時計は僕に何かを与えはしない。 錆びた腕時計は意地悪くそれを仕舞い込んだ。
となり ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 569.5
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-06-03
コメント日時 2024-07-01
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
錆びた腕時計とあるから入水でもしたのだろうか、そういった誤読深読み。植物状態か記憶喪失か。静止するイメージ。僕からみた君は、幸せそうでもある。とすると簡単に物悲しさを汲み取ることも可能だが…… 二連目二行にがとても不穏でワカラン風にしてある。けど読み解こうと思えるほど強い引きがあるかというと、そうでもない。作者が自己満足で書いているのだとすればこういうものだと納得するけど。この場に出すからにはレスポンスがほしいのだろう。じゃあこれは、おもしろいと思えるものなのか、立ち止まってもらえるものなのか。書き物として興味は持ったがまだまだこの作品は未完成に思われる、ある程度普段から書いている人のように思われるので、もっと覗いてみてほしい。期待している。あと句点はいらないでしょうね。文の切れ目として入れる必要性はない、すでに一行ずつ区切ってあるのだから
1象徴を巧みに使ってあると思います。錆びた腕時計→時間の流れの乱れ。 隣に誰か入ってきて欲しい、そんな願いを、私は聞き届けました。 大事な事しか願わないですよね。
1作品を読んでいただき有難うございます。詩は最近書き始めたためまだわからないことも多いですが、A・O・さんの意見の通り私の作品はまだ自己満足の範疇にいると思います。これからは人に共感や面白さを感じていただけるものを目指して書いていこうと思います。
0僕の作品を読み、コメントしていただき有難うございます。そのような思いも込めて書いたので読み取っていただきうれしいです。
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