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やさしい音
優しい言葉にふれたい さわれば温まるような 包まれれば眠くなるような そんな優しい言葉 優しい言葉にふれたい 春に吹く風のようにすがすがしく 夏の夜のように切なく 秋の夕日のように鮮やかで 冬の朝のように静かな 優しい言葉にふれたい あなたといると私が とても優しい人になれたように思えて そって唇に指を 当てては離す 優しい言葉 それはまるであなたが 世界に祝福されてうまれてきた 赤子のような 世界に笑顔をもたらす言葉 あなたといると私は 優しさに包まれているような そんな幸せな時間を そっと抱きしめている
やさしい音 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 442.5
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2024-05-20
コメント日時 2024-05-31
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
詩はやはり優しい方がいいと思います。世の中、危険なこと、力仕事はたくさんあって、 それに向いた力のある、主に、男たちが、荒っぽいことは俺らがやる、と、 本分を出して働いて、守っていますので。数の力という概念は、そういうことを言い表した場合、 本領を発揮すると思います。大谷さんが明日もホームランを打ってくれる。
1自分にとって優しい言葉は、この詩を縦読みしたような、わけのわからないものです。 なんというか、タイトルがやさしい音なのも、優しい言葉の内容も、自分の中にはないもので、面白いです 白くて柔らかいタオルのような、印象がしますね
1最近基礎を固めようとレトリックの勉強をしています。この詩で多用されている「直喩」、実は自分は潜在意識的に避けているもので、でも向き合わなければいけない技法なのでこの詩ではそれについて考察を。 「AはBのようだ」とする時、AとBに類似性があることを主張する表現になりますね。そもそも「言葉」という言葉が多様なイメージを含むものだと思うので、隠喩で読み手を乱すよりも、滑らかに限定的なものにさせた方がいいのだなと、なるほどと思いました。 この詩の面白いところは、その直喩が願望にあるところから、現在の確かなものにかかっていくところでしょうか。「温まるような優しい言葉」と表現しても、「触れたい」と書いてあることから、その「言葉」との遠さがあってむなしい気持ちが押し寄せてきます。 しかし、第四連では「触れたい」という動詞が消え、「あなた」という存在がまるでその「言葉」であり、今身近にある優しさに気づく展開になっている。 直喩は説明的で苦手なのですが、その説明が願望に裏打ちされていることを見ると、こうも人間味が増すものなんだなと、学びになりました。
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