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盲獣
夜はぐらついていた 程よくたわむフローリング上 すわりの悪いフェイクグリーンと 段ボール箱を積み上げただけの 猫用アスレチック 百均ハンモックの耐久性にも かまわずふんぞり返る僕だったけど 夜な夜な爪をとがれて ポールハンガーはささくれ立っていた 思い出横丁を抜ける頃 いよいよ君はあきらめた 公園で知る缶ビールのうまさ 僕がわざわざ水たまりの水を飲む その理由がわかったろ そして孤独だけが美しかったね 海外ドラマは好きじゃなかったけど 誰に足場を求めていたの 駆け登ったタワーのてっぺんで ゼロ・グラビティを決め 僕はただ彼らの暮らしを眺めている 極上の遊びだよ ぜひこの勇姿を見てほしい 飛び移った先でほら 段ボールの山からの華麗なる滑落 やがて朝帰りの君が 入り口をふさぐアマゾン箱に 蹴っつまずいて吠える
盲獣 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 558.7
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-05-17
コメント日時 2024-05-24
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
面白かったです、、 作中の「僕」って 猫ちゃんだったんですね 「盲獣」っていう表題も考えさせます
0埋もれかけのスレッド(壊れかけのRadioみたいに)を拾い上げて頂きありがとうございます。誰にも気づかれないまま化石になるところでした。アンモニャイトにならなくてよかったです。 ウィーウィルロッキューさんに感謝!(ローマ字が苦手で…合ってますよね?)
1ボクは、、もうじき土にかえるけど、、 https://youtu.be/seVTVBW4bUA?si=FZC4CUzZHxd_tlbK
069歳のロッキューさんでした。
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