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カーテン
『眩しい太陽で目が覚めた こんな日はお散歩に行きたいな』 『水溜りが溜まっている道路を歩いた 雨の日の香りが好きだ』 幼い夢を見ていた カーテンの隙間から差し込む太陽の光で目が覚めた どうしてこんなにも眩しいのだろう まるで太陽に殴られているみたいに、痛い 雨がポツポツと窓に打ち付ける どうしてこんなにもうるさいのだろう 誰かの足音でさえ拾えない 心臓の音でさえ拾えない 天気が良い日に窓から見えた 子供たちがはしゃいでいる 太陽の暴力に負けずに、互いの光で照らしあう眩しい笑顔 曇り空が広がる空の下 やっぱり子供たちははしゃいでいる 天気なんて関係ないという顔で いつまでもはしゃいでいる ずっとずっとはしゃいでいられる ずっとずっと昔 その公園で同じような顔ではしゃいでいた僕がいた その様子を 光を遮ったカーテンから覗き見ている僕だった
カーテン ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 281.1
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-05-12
コメント日時 2024-05-12
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
私の個人的な遍歴と合わせて鑑賞させていただいておりますが、 窓の外に遊ぶ子供という光景を、現在の自分の部屋の中から向こうに見えるという想像を、 行いながら読みました。私は、目が悪くて、想像に制限がかかっており、他者の詩と今まで、 うまく付き合ってこれませんでした。これは、人によって違っているのかそれとも同じなのか、 分からないのですが、純朴な詩人の想像の翼を駆って、子供たちの歓声を夢想しました。 想像の中である故に一層その興奮は高まり、詩を読む喜びの大きな余地が、残されていたな、 と納得した次第です。これからも、様々な時代の詩人の声を聞いていきたいと思いました。
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