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砂になっちゃったの
踏んでくれるな 口だけ半笑い 白いスニーカーで 色が違う そことここ サラッとどろっと どっちがどっち 手を突っ込んでみてよ ほら あたたかいでしょ 腹いせに お前の手を少し汚してやるよ 髪も服も喉元も 大丈夫 心配するなよ そんなものは すぐに無かったことになるんだからさ 一粒だけ そのポッケに忍ばせてもいいかな いいでしょだって 可愛そう 愛してたから 綺麗な絵を描いたんだ まだらに汚れた砂の上に 四つん這いになってさ 私の唾で汗で 濡らして未来をなぞったんだ 爪の中汚れちゃったよ ぺっぺ 白い服着てたのに これ一張羅なのに やだなあ明日になったらもう そこは星の砂の海 流れ者の墓場 眠った珊瑚礁の最後のゆりかご ねぇ知ってた? 私本当は、海から来たんだ
砂になっちゃったの ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 588.2
お気に入り数: 3
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-05-12
コメント日時 2024-05-28
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
砂というのは実に可変的で、それを感じられるすごいものですよね。形状(さらさら、どろどろ)、温度、そして陸にも海にも存在する。砂の特徴をよく捉えて書かれていると思います。 形而上での砂というのは、まるで記憶の粒のようです。いや、時間という大きな砂の流れの中に、私たちの過ごした一粒一粒があるのかもしれません。それらは時間が経つと、海の中へ流れて消えてしまう。 もう一方の作品も良かったです。次回作を期待します。
0はじめまして フランス式結婚いたしました 詩をかくようになり たのしみが増えて毎日がたのしいの
0海から来たんだと言う衝撃的なカミングアウト。勿論知って居るはずもなく、「続く」と言うような終わり方がさらに衝撃的だと思いました。
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