神々の遊戯 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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神々の遊戯    

角笛の合図が響き 太陽は眩しく輝き 熱帯の森に埋もれた廃墟の街で 子どもたちは いっせいに行動を開始した 理性は打ち捨てられ 野生は漆黒に目覚め 今日の午後 封印を解かれた子どもたちに 大人たちは狩られるのだ 神託はくだった 飢えた子どもたちに容赦はない はじける柘榴のように 肉を切り裂き 大地を血で清めるのだ 仮面を脱ぎ捨て うちに潜む蠍を解き放つのだ これまで血を流してきた 心の声は叫ぶ 悲鳴をあげて逃げまどう男たち そして女たち 夕暮に立ち並ぶ墓標のまえで 子どもたちは神々となる 森に埋もれた廃墟の街で


神々の遊戯 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 519.0
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2024-05-04
コメント日時 2024-05-04
#現代詩
項目全期間(2025/04/15現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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叙情性00
前衛性00
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閲覧指数:519.0
2025/04/15 15時28分27秒現在
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    作品に書かれた推薦文

神々の遊戯 コメントセクション

コメント数(2)
黒髪
作品へ
(2024-05-04)

オジサンの思い出話になりますが、『太陽の神殿アステカ』というPC-9801のゲームを思い出しました。 角笛の鳴る音が、起床の合図となり、成長していくのでしょうか。今だ見られざる世界の想像を出来ました。

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メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
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(2024-05-04)

「神々の深き欲望」今村昌平。タイトルから複雑な心理合戦を想像したのですが、大人たちを襲う子供たちが神の罰を受ける?そして神になるなんて筋がメタメタだ。これはただ暴力化されたバイオレンス劇で終わってますよ。

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投稿作品数: 1