淡雪 - B-REVIEW
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淡雪    

詩の大家は 詩の言葉は空から降って来ると 言うけれど 私は何か別のことをしようと 席を外したり お風呂場の掃除をしたりしている時に 降って来た感覚を 仄かに感受して そそくさとビニール手袋を外すのに手間取って 3分の2しか言葉を捕らえられなかった なんてことがよくあるので これは大人しく机に向かっている時に 紙を走る言葉よりも 詩の言葉らしかったりするから まるで淡雪のようだなと思う 人の手に触れると消えて無くなるところ ひょっとして基本冷たい? 実像もかなり近いのではないかしらなんて思うたび 本当にそうだったら面白いけれど やはり紙に跳ね返されている けれど ぽつり点在する言葉に しばらくは目を留めながら いつかは 出口を描くのだ



淡雪 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 661.7
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2024-05-03
コメント日時 2024-05-12
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/15現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
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閲覧指数:661.7
2025/04/15 15時54分16秒現在
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    作品に書かれた推薦文

淡雪 コメントセクション

コメント数(4)
ほり
作品へ
(2024-05-04)

いいですね、ほんとによくある!いきなり現れてくる言葉たちは捕まえるの大変ですけど、無理矢理に取り出すほど大変ではないと常に思ってます。(だから私は詩を作ってなんかいません。あいつらが現れてくるのを待っているだけです、、そしてだから下手なのかもしれないです笑)

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紅茶猫
ほりさんへ
(2024-05-04)

いかにも詩作に纏わる心情の吐露的な体裁なのですが、やはり何も書いていないような気がします。 でもこのような読み物にコメントありがとうございました。

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熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
作品へ
(2024-05-12)

共感します。最近詩の根源はヒンヤリ冷たいものだろうなと考えていたので。 発想そのものは無機質で、そこから育ててみると心を打つものになった、という流れが多いんじゃないでしょうかね。 空から降ってくるよりも、冷たい鉱石みたいで土に眠ってる感覚。 ビニール手袋~3分の2しか……の表現が好きです。目や耳で、感じるだけじゃ足りないですよね、やはり触覚も。

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紅茶猫
熊倉ミハイさんへ
(2024-05-13)

>発想そのものは無機質で、そこから育ててみると心を打つものになった、という流れが多いんじゃないでしょうかね。 確かにミハイさんの詩を読むと「育て」ている感じがよく伝わります。 滋味深くなるというか、「育て」がうまくなりたいものです。 それと同時に他のアプローチの仕方も現代詩にはあるから面白いですね。 「触覚」の発想は何か面白いなと思いました。 ペンと紙を取るために大急ぎでビニール手袋を外すわけですが、手のひらに乗せないとひんやりした感じは分からないですからね。 詩作について後ろ向きなまとめを始めて書いたものですが、逆に励まされたような気がしております。 コメントありがとうございました。

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