クエスチョンEND - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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クエスチョンEND    

雁字搦めにされた言葉の不快の中で 結局は為すがままに流されるんだ(嗚呼) 人混みは雨 私は雲 そして命を握られた延命措置が喧噪 せっかく持ってきたのに 使い物にならない これじゃ、あまり余った残骸と一緒さ 血で塗りたくられた傘の裏側 死んでしまえの文字がやけにうるさかった(嗚呼) 子供から大人になるって こうも夢がないのね 全てがあったようでなかったみたい また死にたがりの唄が聞こえてくる ループに入って抜け出せない 同じことの繰り返しが始まる これ見よがしと 『『クエスチョンEND』』のタイトルコールが鳴り止まない


クエスチョンEND ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 382.5
お気に入り数: 1
投票数   : 2
ポイント数 : 0

作成日時 2024-05-01
コメント日時 2024-05-02
#現代詩
項目全期間(2025/04/14現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
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閲覧指数:382.5
2025/04/14 21時54分28秒現在
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    作品に書かれた推薦文

クエスチョンEND コメントセクション

コメント数(2)
田中恭平 new
田中恭平 new
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(2024-05-01)

こんにちは。 その音律から、弄れば歌詞になるのかな、と思ったり。実際歌詞なのかも知れません。 椎名林檎的というかばさら者の系譜の世界観ですね。荒涼としています。 この詩に豊かさはなくて、現状、日本の壮大なアイロニー、皮肉のようにも思えます。

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熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
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(2024-05-02)

タイトルだけを見た時、 クエスチョンが終わることなのか、クエスチョンが提示されて終わるということなのか、予想していたがまさかどちらともだったとは。 最後のニ連だけを見ると、子供から大人になることのつまらなさがあって、でもおそらく他の「人混み」と同じように疑問を持たずに慣れていく。しかもそれは、エンディングではなく「タイトルコール」という形でやってくる。おそらく、首を傾げたくなる終わり方をする作品が、そこにあるのだろう。私たちの人生。 鉤括弧が二つあるところは、そう解釈しました。 風に流されるも、結局は同じ地上という目的地に着いてしまう雨より、確かにずっと雲のままでありたいです。どこまでもゆけるので。雨と紙一重の存在ですが……。

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投稿作品数: 1