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詩人X Chapter5
全ては構造の中にある 太陽と羽と蜜蝋が存在すれば 詩人にとってその時、イカルスこそが意味そのものになる それは公理と言っても良い しかし それを証明するのには 永い永い物語が必要になる。 Dedicate your humanity イカルスが構造そのものだとすれば? ———————————————————— CHANELの別室で炭酸水を飲んでいる面々 ミィティア・ミシオロスキーが式盤を操っているのを見つめている 羊男は時計を幾つか案内されている カタナはチョコレートを食べながらレア色のウォレットを買おうかどうか悩んでいる パオロは店内を注意深く眺めていて店員が少し緊張している だいぶん近くなったな 5k圏内迄には入っている とミィティア パオロ、お前の書いたサインはどんな感じだ? 成功している感じだね 本人の何処かに張り付いている カタナ、周辺はどうだ?監視は? 大丈夫だと思う、誰にもつけられてはいないね、監視カメラも羊男が処置してるから 僕らは写ってないよ ミィティアが式盤から目を逸らす。 気が付かれてはいないはずなんだがどうも勝手が違う感じだな 式盤がさっきから判定を繰り返している 呪術的に格の高いモノが施されている恐れがある、簡単な任務ではなくなってきてるな 呪術?雷公式以上の格式なんてあるの? とパオロ いや、呪術もそうだが我々の行動に対しての障壁というものも式盤が加味するので 呪術以外のものも判定に作用はしてくるんだが、式盤が条件の提示を呼びかけている カタナと羊男だけでは対処出来ない可能性があるな、式盤が目的の人物に逢うことを拒み始めている、我々の近い未来に於いて式盤自体が損傷する恐れを感じとっているみたいだな、調伏している式神もこれでは使えない、 そのつもりは無いが 私の魂ですら条件の提示としては弱い様だ この時点まで全く感知されていないのに 目的の彼の周りには我々以上の脅威があるということ?どんな状況なのそれ? 普段ならばこの判定結果を鑑みて手を引くのだがそれだけに今回の人物は気になるな … …我々の事は世界のどの諜報機関にも知られてはいないのだが万博の合同での侵入に於いてあまり時間が無い、そろそろ正体をバラしても問題ないタイミングなのかもしれないな、皆んなの意見はどうだ? これ以上は死地の可能性もあるが アクセサリーを触っていたカタナ。 コレとバックを買ってくれるなら別にいいけど限定色で可愛い、 と微笑む 羊男も説明を受けていた時計を腕に嵌めてミィティアを見ている まぁ、実際のところその場面になって死地を彷徨うのは彼等だし良いんじゃない? とパオロ そうか… … では、詩人Xとやらに逢いに行くか ミィティア・ミシオロスキーはカードで全ての支払いを済ませ黒のスーツに映える白色の手袋を嵌めて立ち上がる、店内から見る街並みは街灯と人々で輝いている
詩人X Chapter5 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 476.4
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-04-01
コメント日時 2024-04-02
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
おもしろいな。まったく読めない。chapter5? なんかカードキャプターさくらを思い浮かべてしまいますよ。 ゲームかなんかが下地にあるのかな、んて。
0お読み下りありがとうございます 1から4までもありますよー
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