雨の垂涎 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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雨の垂涎    

私の目が覚めると雨はすでに涎を垂らしていた。仕方がないから私は雨に食べられてやることにした。私は靴も履かずに外へ出た。雨の中に進むにつれて、雨は私が雨の体内に入るのを今か今かと待ち侘びて涎を強くした。 それが心地よかった。雨の中は真暗な闇で自分の体でさえ見えない。寒い、でも、体のうちは暖かかったんだ。産まれた時と同じ状態。 ああ、もういいんだ。


雨の垂涎 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 417.6
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2024-03-23
コメント日時 2024-03-23
#現代詩
項目全期間(2025/04/14現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
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音韻00
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閲覧指数:417.6
2025/04/14 22時45分19秒現在
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    作品に書かれた推薦文

雨の垂涎 コメントセクション

コメント数(2)
秋乃 夕陽
秋乃 夕陽
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(2024-03-23)

まるで雨が優しい怪物のようだ。 冷たくて寒い、しかし包み込まれると妙な安心感を得る。不思議な情景。

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メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
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(2024-03-23)

涎とは面白い雨の表現解釈ですが、これはそのときの状況がみえてこないのが残念です。ボクらのごとき年齢時には私もそのような経験はあります。特大な歓びにもまた悲しみにも、雨に打たれてやる。呑まれてやるんだ。雨よ降れふれ、ってね。 確かに雨も適当降ってくれないと水不足にはなりますが、雨の日は憂鬱ですね。濡れてまで雨の日には出たくない。 合羽を着て2~3時間も外で立たされたことがありますか?人間も雨に飽きてくると怨めしく思えるのです。

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投稿作品数: 1