春うらら - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

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花骸

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春うらら    

酒に酔った夜更けです 春の生ぬるさが夜をうるかして だらしなく生きることを許されたい 春眠暁を覚えず 春はあの落ちた椿のように腐るのだ 啓蟄の虫のアクビよ 春の騒擾と気だるさに爛漫として フワフワと飛んでいってしまいそう 気が狂う春の当てどなさ 春風が冠して丘を駆け登る女神だ そぞろ歩きの春のあなたを探す心よ 海は静かだ 生きる希望が満ちて溢れる春よ 愛しています、と囁く前の季節よ



春うらら ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 6
P V 数 : 744.8
お気に入り数: 1
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2024-03-23
コメント日時 2024-03-30
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
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閲覧指数:744.8
2025/04/10 11時44分35秒現在
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    作品に書かれた推薦文

春うらら コメントセクション

コメント数(6)
秋乃 夕陽
秋乃 夕陽
作品へ
(2024-03-23)

柔らかく淡いイメージ。 漂いながら春を呼ぶ前の声を聞いた気がする。

0
湖湖
湖湖
秋乃 夕陽さんへ
(2024-03-23)

春への思いを綴れ織りしてみました。コメントありがとうございます。

1
熊倉ミハイ
熊倉ミハイ
作品へ
(2024-03-30)

「気が狂う春の当てどなさ」 とあるように、春の訪れに耽っているかと思えば、春のざわめき、消沈の様にも目を向けていて、霧散するような春のイメージが、詩全体のあえてまとまらない構成にマッチしていると思いました。 放浪するように春を漂うと、海のような、春風のような「あなた」に出逢う。ただ春の気だるさに留まることなく、次の季節の到来に向けて確かな輪郭を持つ花が咲いていくような、そんな展開・結末になっていて、読後感が良かったです。

0
エイクピア
作品へ
(2024-03-30)

朝寝や春眠は俳句では春の季語なのですね。まさに春眠暁を覚えずと言う漢詩文のフレーズから季語も来ているようです。春の爛漫とした感じ、朧な感じ、啓蟄の蛇が穴から出て来るような感じなど、春の香気が伝わってくるような詩でした。

0
湖湖
湖湖
熊倉ミハイさんへ
(2024-03-30)

コメントありがとうございます。ランダムに春を語ってみました。そぞろを楽しみましょう!春はやはり黄色のイメージかな。

1
湖湖
湖湖
エイクピアさんへ
(2024-03-30)

エイクピアさん、いつもコメントありがとうございます。ランダムに春を語ってみました。そぞろの春の買い物もいいですね。

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投稿作品数: 2