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すするするする
すするするする 留守する煤するする 巣留守する縷々 するする啜るする 煤啜るする 酢啜るする 煤するする啜る 留守す 縷々留守す 縷々酢啜るする 縷々留守縷々酢啜る 縷々留守縷々酢するする啜る する巣煤啜るする酢 縷々啜る縷々留守 留守縷々すする する留守す するする留守す るるすするするする するるす するするるるすす すするする るるるすすする するるすすする すするするする
すするするする ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 691.3
お気に入り数: 2
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-03-15
コメント日時 2024-03-21
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
面白い! ユーモア全振りのような詩には、やはり真面目な考察を書きたくなります。ゆえ、少し考えたことを。 まず、読み進めて思ったのは、「啜る」という行為と「縷々」という単語です。「縷々」の意味は、調べたら長く続いていく様のことらしいですね、初めて知りましたが、この詩にピッタリはまる言葉ですよね。 啜って啜って、噛み切らず、延々と続いていくイメージです。「酢」を啜っても咳き込まず続いていくのも、永遠性が強いなと思います。 また、「留守」と「煤」なんかも関係してそうな気もしますね。家を留守にしていたことで、その家に埃煤ができていくような……。ここは人それぞれ解釈ありそうです。なんでしょう、さっきの永遠性に繋げるとするなら、人の生死って絶対に揺るがない永遠に続くシステムだとして、神が亡くなった私たちの魂を啜っているような。そうして家が留守になって、空き家になって埃煤が……みたいな。 そんな大きな存在が何かを啜っている感じにも思います。 最後、平仮名に戻るのも面白い。ここら辺からは、意味ではなくて何か視覚性な感じがしたり。「するるす」は鏡合わせみたいですし、「るるるすすする/するるすすする」のところなんかは間違い探しのような、ゲシュタルト崩壊もしてきますね。 要は、するする読めるように思えて、するするいかない詩でした。それが面白い。先ほど魂の成仏に無理やり繋げましたが、それに加えるなら、人の生き死にをするすると受け入れていく様を批判するような風にも捉えられます。たとえば、メディアで死亡事故などを見て、「かわいそ」と思った数秒後には内容を忘れるような、そんな感覚を。 「す」だけで、もしくは「る」だけで統一する行が無いのは、一貫してていいですね。「する」という言葉の組み合わせが大事なのだと。そう思います。 誇大解釈かもしれませんが、僕にはそれほど良い詩に映りました。
1最近こういう作品を見かけなくなりました。 それには多分意味があるのでしょうけれども、個人的な発想ですので、ここでは述べません 音の面白さに注視している楽しい作品だとは思いますが、その実、律に関してはどうでしょうか 特に最終三行の >るるるすすする >するるすすする >すするするする の置換の試みは、面白いと思いました
2コメントありがとうございます。 「す」だけの行や「る」だけの行がないのは、ご賢察のとおり、音だけでなく、そこから意味を読めてしまうことが面白いと思ったからでした。
1コメントありがとうございます。 最近、こういった作品が少ないのは、この疲労社会のなかでみんな疲れきっているからなのかも、と愚考しております。 律については、おっしゃるとおり、今回はあまり意識していないですね。シンプルに音と意味だけで遊んだ作品です。ただ、まったく重視していないわけではなく、他の作品ではそれなりにカチッと硬くやるときもあります。
1シンプルに面白いですね! ナンセンスながら「す」と「る」だけでリズミカルに良く作られていると思います。
1コメントありがとうございます!
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