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悪意は形を変えるもの
悪意は形を変えるもの 一つ悪意は正義になった 正義の元に鞭を打ち 心地いいから手を止めない これは正義だ、やめてはならぬと 気づけば死体になっている そんなつもりはと口揃え 嘘泣き獲物を探し回る 悪意は形を変えるもの 二つ悪意は愛になった 君のためだと針を刺し 糸で吊るしておままごと 刺した針は数を増し 気づけば死体になっている そんなつもりはと口揃え 崩れて流す理想の涙 悪意は形を変えるもの 三つ悪意は進化になった ただ殺す為に生まれた悪意は 時流れ人の進化となった そして学ばず繰り返す 悪意による人の進化を 悪意は形を変えるもの 変えるものだから人はわからぬ 悪意に気づかず悪意を振り撒く 人はいつまでも変わりはせぬ
悪意は形を変えるもの ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 355.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-03-02
コメント日時 2024-03-06
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
最も鋭く強い悪意を感じたのは、南正人さんの名前は忘れたなんとかという曲の中の、 「夜中に少女は猫に針を飲ませます」という歌詞でした。 まだ意味が咀嚼できないのですが、形を変える悪意というものがあるのであれば、 そうした形で悪をなす少女の悪意は、形を変えて少女を襲ったのでしょう。 もう忘れてしまったのですが、少女の悪意が、 悲鳴と共に僕自身のものでもあるということを、思わなければならない。 僕の中にも、針を飲ませようという気持ちが、全くないわけではないと思うのです。 つまり、猫に対してうっとうしいとか思ったりする気持ちがあるわけです。 完全なる善などなく、相対的なものです。 ヒトラーみたいな凄い夢を見せてあげる、という欲望の表現を理解できるのです。 今は、肩を持ちませんが。それでも、現実にもっといいことばかりしていきたい という欲望を、非常に強く持っている私ですが、それは、いいことをするとよくなる、 ということを、身にしみてわかっているからです。分からなければできない、これも正しいと 思います。悪意というのは、育っていく中で自分で対処できるものになると思うのです。 悪いことをするのがかっこ悪い、いいことをするのが最高という気持ちを持っています。 最上のものを望むなら、どうすべきかは、考えればだれしもわかるのだと思います。
0四つ悪意は形を変えぬもの としなかったのか 構成的に変えるときて 最後変えぬものとしたいところなんだけど行間の余韻でと言う訳なんだろうか、雰囲気はあるなぁ 王下七武海
0アフォリズム詩と呼んでいいでしょうか、好きですね 正義、愛の価値観というのは人それぞれで、そこまでの展開は読み手は一歩引いた位置にいると思われます。 しかし、三つ目の形の進化となると、急に悪意が血管の中を流れる感覚が生まれてくる。この三つ目の変化には、人類すべてが包括されてしまうでしょう。 悪意に支配されている人類が、悪意を制御するように進化する時代は来るのだろうか。法律などの文明による制御ではなく、本能として悪意が生まれる瞬間を断つなんてことは…… おそらくそうなったら、それはもう人間じゃないんだろうなと思いました。
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