さんぽ - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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さんぽ    

朝霧の中、飛び跳ねる私の手を瞑り耳を塞いだ。心細い感情が蘇ってくる。 世界の広さを知り、腕の感触 距離と角度 必要とされた本棚と私 ある国の、ある夕暮れだけを忍ばはせ 思い切りのつかない箱を開け 外側と内側に息づいている。 だけど、知りたいと思う。 草はらの景色が、隅々まで行き届いている。 くさはらのけしきは明日雪めいている。


さんぽ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 601.4
お気に入り数: 1
投票数   : 2
ポイント数 : 0

作成日時 2024-02-24
コメント日時 2024-03-02
#現代詩
項目全期間(2025/04/15現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:601.4
2025/04/15 17時55分14秒現在
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    作品に書かれた推薦文

さんぽ コメントセクション

コメント数(4)
1.5A
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(2024-02-25)

何だろう、少し箱庭的な情景が思い浮かびました。“忍ばはせ”というのは“忍ばせ”とかのタイプミスなのかな、雪めいている、があるので造語? なのかな、ちょっと分からなかったです。不思議な感覚があってとても好きでした。

1
黒髪
作品へ
(2024-02-25)

作者の内側で行われている思索の素晴らしさが伝わってきます。 >ある国の、ある夕暮れだけを忍ばはせ >思い切りのつかない箱を開け こういった詩行のクリエイティブさは、情緒を持ちつつ、切り開いて行かれている個所と思います。 私には、とても思い浮かばないような詩行です。学ばせていただきたいと思います。 困難な感情の困難さが、この詩のような言葉に結びついて、世界から虚飾を排する作用を 持っているように感じました。自分と世界に必要であるもの。全てを望むことは、 クリエイティビティについて、自己の過去を経て今持っているものから、生まれるでしょう。 そのような可能性を、この詩に見ました。

0
紅茶猫
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(2024-02-25)

一行目が秀逸だなと思います。 選ぶ「動作」の小さなズレがオシャレですね。

0
A・O・I
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(2024-03-02)

この詩は一連ごとに順を追って書かれていて、言葉の使い方も手慣れているように思う、小説書いてたりするのかな。それで良いなとおもうのだけど、これらひろい意味での言葉が使われることで、逆に深く書かれていないから読み手が補完してしまっているような感じもして……けれど具体的に書くのではなく、詩としての感覚をもっと肥やすと、素敵なものになると思いました。

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