弱い人ほど守ろうとする
戦う人ほど守られたい
ストリッパーになるのが夢だった
二色刷りの本の上
鋳型に血液を注ぎ込む
いったいそこで何が起こるか
見ない人は見ないし
また見えない
二色刷りの本の下
盟友なんかではなく
ちょっといい値の偶像崇拝
白々しさが次から次へと
涙みたいに止まらずに
優しさは愛に殺されもする
ごめんなさいが泣いている
行き先も告げられず
帰り道さえわからない
そういうふうに沈黙してたら
そういうふうに戸惑うしかなく
二色刷りの本の中
引鉄を用意しなさい
そうでないなら寂しいばかり
こっちは影よ
だから他人より少しは優しい
誰の手も私にまでは届かない
そんな舞台で踊っていられる
ストリッパーになるのが夢だった
作品データ
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P V 数 : 386.6
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作成日時 2024-02-04
コメント日時 2024-02-04
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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2024/11/21 23時20分21秒現在
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