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連詩:記憶の宝石
記憶の水底深くに沈む一つの宝石 私の生き血を吸いながらその輝きを保つ 少しずつ削り取られた儚い命の薄片は 鉱石の結晶格子に幽閉され外の世界に背を向ける 背ける背中の先に 記憶の儚さは水に浮かぶ鏡で 宝石のようであって悲しい記憶に近い だからこそ必ずどこへ行っても輝く 比翼の襞 其処 穿つ礎 疲労の恒星 下腿に息 思考 しなやかに 夜空の証を守る 巫蠱 雫 嘔吐き 駒下駄 贖い 瞳の劃定は 嬌声の 栄光-行為を 流刑にし 臍の出会いに出遅れる しわくちゃの胚芽がくぼみに傾く 更紗の峠もまた幻想の中の不機嫌な筋書き 死者の遠吠えも畳のよう色を変え つづら折りの終亟は涌水池の諧調を筆に尋ねる そこに諸仏が訪れる あまりに不穏な気配に 慈悲を念じ 天を覆うほどに 光と共に降臨する 轟き響く 筆に表れられないほどの 祈り 幽閉された孤高な祈りが 内なる驕慢を流刑に処して 吸い取られた血を紅蓮華と化すと 宝石はその色光を落陽へと回帰させていった ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ むたんちゃんさん、淡原鳳珠さん、A・O・Iさん、羽田恭さん、連詩へのご参加ありがとうございました。
連詩:記憶の宝石 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 328.4
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-01-01
コメント日時 2024-01-01
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こちらこそありがとうございました!
0済みません。 連詩もしばらくお休みさせていただきます。
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