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コリウス
桜は散り 梅はこぼれて 菊は舞う 牡丹は崩れて 椿は落ちるらしい ならば私に芽生えたこの花は どのように終わりを迎えるのだろう 千日紅でありながら、アネモネにも似たこの花の 終わらせ方を永遠に探そう
コリウス ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 758.5
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-11-04
コメント日時 2023-11-05
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
title先行で考えたのか、うまく絡めてるっすね。特徴を書いてしまうより深い意味をひらけると思います。
1人生を花にたとえるならば、死にざまは生きざま、どう生きて死にたいか。花にたとえられるうちがそれこそ花ですね。この世界には醜いものも苦しい不条理もたくさんある中で、花として生きる。そこに背骨を入れるのは志なんでしょうかね。
1すみません、なんだろう、私って本当に植物の名前を知らなくて、きんもくせいってあると思うんだけど、長年きんもくせいのことを知らなくて、むしろ、小学校の低学年で使う図工用の白いのりの匂いだと思ってたんですよ。 そんな奴いないだろって思われるかもしれないんだけど、マジなんです。 匂いって絵や文字みたいに共有できないと思うんですよね。きんもくせいの匂いがする時に、これはきんもくせいだよ、と教えてくれる人がいないと成立しない。つまり、言葉と同じだと思う。ことばも、読み書きはできるけど、発音の仕方だけは、生き証人が必要だと思う。 桜は春に見かけるから知ってるし、梅は、さくらになんかちょっと似てるけど全然季節が違うやつ、菊もわかる。でも牡丹や椿のことを私は実は何も知らない。千日紅、わからない。アネモネも知らない。私は知らないことだらけだ。。。
1自分に咲いた花の終わらせ方、何だか哲学的ですね。 でも、それぞれの花は己の終わらせ方など考えずに、自然の理に従って散りゆくのですから、自分の花の終わらせ方も、自分自身を深く見つめて、直感に従うというのもいいかもしれません。 表現については、1連目の言葉が丁寧に選ばれていて、テンポよく書けていると感じました。 また、末尾の「終わらせ方を永遠に探そう」ですが、終わりのない「永遠」の中で終わり方を探す、というのが逆説的でいいと思いました。
1コメントありがとうございます。 批評がとても丁寧で非常にうれしく思います。 自分に咲いた花、それの解釈次第でこの詩の受け取り方が変わると思うのでそこもぜひ楽しんでいただきたいです。
0コメントありがとうございます。 世の中知らないことだらけですよね。 私も日々、新しいことを学んでばかりの毎日です。 この詩に出てくる花は前半は散り方に特徴のあるものを選んでいるのですが、後半の二つとタイトルの花は花言葉で選んでいます。 それを調べてみるとまた新しい発見につながると思うので、よければぜひ。
0コメントありがとうございます。 花を人生ととるのは面白い解釈だと感じました。 私の中ではこういう文章!とテーマを考えて作ったのですが、それをこんな風に多種多様に受け止められるのは楽しいものですね。 それでもこの詩に含まれる苦しみという感情が伝わっていてそこはうれしく感じました。
0コメントありがとうございます。 そのようにおっしゃられるということは私がこの詩に込めた感情にお気づきになったのだと思います。 もちろん解釈は人それぞれです。 それでもこのように私の想いを感じ取ってくださる方がいてうれしい限りです。
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