私は茨の中で生きている事を語っているのです。世の中の価値は、社会性に寄る他人の自信を晒している。
私は其の彩色に染まり、世の中を揺さぶる因果で有ります。此の極めて不潔な欲念を、誰も其れを、汚物とも言わないし、最早、成人で有ると、認識する事の、此の嫌悪は、とても孤独な物です。
慈愛に満ちている世界を、想像で観ている私の、物事を紡ぐのは、容易い事で有ると、誰が言えるか、期待をしている、待ち人を思う、予感を肌で感じて、志に身を焦がす他人は、私にとって、少々、冷たい存在で有ります。嗚々、心が凍る、冬がやって来ます。
此の茨の路をさ迷い歩いて、傷付いてみても、鮮血は温かで有り、此の心を包み込み、唯、生きよと、己に曰う生活を、偶運等は、昨今にやって来る物でもなしと、私は思います。唯、一目、桜の散る姿を、否、白雪を待ち続けて。倒れて後已むのが、男の本懐で有ると決意する事を、我が子よ、呉々も此の茨の路を見続けるのです。
作品データ
コメント数 : 6
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作成日時 2023-10-10
コメント日時 2023-10-14
#現代詩
#縦書き
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2024/11/21 23時32分40秒現在
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真剣味があって、とてもいいです。もっとコメントついててもいいと思います。 世を拗ねて……という言い回しがありますが、まさしくこの詩は世を拗ねている人の詩ですね。
0こんにちは。 この世界の苛烈さや醜さ、理想の遠さや儚さへの憂いを描いた詩のようですね。 やや古臭いと思える硬い文体が、かえって陳腐に陥ることを防いでいるように感じます。 「嗚々、心が凍る、冬がやって来ます。」 「唯、一目、桜の散る姿を、否、白雪を待ち続けて。」 という表現が、硬く暗い文体の中に抒情性を与えていていいですね。 ただ、 「志に身を焦がす他人は、私にとって、少々、冷たい存在で有ります。」というところの意味がやや掴みにくかったです。 そのような人は、己の価値観や理想を周りの人に押し付け求めるからでしょうか。 でも、短いながらうまくまとまっている作品だと思います。
0こんにちは。 前半のパートが観念、抽象的であって、一読では了解できないこと それに加えて後半のパートの自然描写になると俄然、絵となって映えること それを思いました。
0そうやでー。ありがとさーん。
0そうやでー。ありがとさーん。
0そうやでー。ありがとさーん。
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