夏と月々のうた - B-REVIEW
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夏と月々のうた    

ええ娘やなあ。 きっと恋なんじゃろうか。 もちろん歌い手さんですし、 どうせお会いもできないのは分かっているのですけれどね。 少し電子回線なんか通じて、 話ができた気になるから良くない。 笑顔を見て震えるのは、 生身と変わりはしない気がするからなお悪い。 おりもせん人だと言ってくれた方が楽なんじゃが。 クソ暑い満月と新月に もう飲みたくはないが 喉が渇くから酒を飲む。 ああ、頭痛い。 眠たいから寝たいけど 暑くて眠れんのです。 猫もあきれてどこかに行ってしもうた。



夏と月々のうた ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 968.6
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2023-09-19
コメント日時 2023-09-20
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
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前衛性00
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 エンタメ00
技巧00
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閲覧指数:968.6
2025/04/10 17時22分26秒現在
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    作品に書かれた推薦文

夏と月々のうた コメントセクション

コメント数(4)
m.tasaki
作品へ
(2023-09-19)

こんにちは。 何だか、飲んだくれのじいさんの独り言のような詩ですね。 暑くて喉が渇くなら冷たい水かお茶を飲めばいいのに、そこで酒を飲んでしまうのが飲んだくれの飲んだくれたる所以なのかな、などと思ってしまいました。 この詩には作者の伝えたい何らかのメッセージが込められているのか、それももただこの雰囲気を味わえばいいのか、と考えると、どうも後者のような気がします。 そう思って読んでみると、 「おりもせん人だと言ってくれた方が楽なんじゃが。」 「猫もあきれてどこかに行ってしもうた。」 というところが、老いらくの恋(しかもネット上の)の侘びしさを上手く表していると感じました。

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田中恭平 new
田中恭平 new
作品へ
(2023-09-19)

コップの酒をまわしながら、書かれたような作品ですね。 しかし実際に晩酌は終わり、酒の罰、不眠、猫逃げる、とつづく。 その、何の気なしに書かれているようで  笑顔を見て震えるのは、  生身と変わりはしない気がするからなお悪い。 とか、瞠目します。 そのネットに対して、その人格のペルソナ?に対して 非常にどうしようもなく、頭をもたげてくる。だから酒に逃げたいと思うのか。

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かずや
かずや
m.tasaki さんへ
(2023-09-20)

コメントいただきありがとうございます。 水は美味くないし、茶は淹れるのが面倒、エアコンはかろうじて効いているが肌にまとわりついた油分で体は冷えない。 そんな怠惰な男に言いたいことなどあろうはずもない。 きっと奥さんはもう寝室でおっさんはただ侘しい。 とまあそんな感じで読んでいただけるといいなあなどと思います。

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かずや
かずや
田中恭平 newさんへ
(2023-09-20)

コメントありがとうございます。 多分ですけれどこの人、ずっと酒を飲んでいるのだと思います。 怠惰な自分を恨みつつ、そこそこ満たされて。 笑顔のところは書いてみたかったところです。 お褒め戴きありがとうございます。

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投稿作品数: 2