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「ナウム・ガボ」
「たまらなかったね」 グロい地下室から解放されて にっこりした少女と外を歩く 眩しさ、優しさ、ぜんぶ寂しいね 新型のハイエースをパクった少女と俺 「このハイエースはね、 あなたのお父さんが天国から送ってくれたのよ! ずっと見守ってくれていたのね!」 (変なやつばっかだね、 とりあえず落ち着くまで あいつら、そっとしといてやろ) 「ゆたかあ!ゆたかあ!ゆたかあ!」 うるさいねえ、もっと飛ばしてよ 「ゆたか、もう死んでるだろうね」 少女と俺と笑ったり泣いたり、 なんてクソみたいな世界なんだよ そのまま意気投合して 俺たちはせーので手を開いた 空っぽだったから もっかい握ったら 目の前にいるそいつをぶん殴りたくなって、 なんでおまえ生きてんのって押し倒したら おまえもな、だって めっちゃシコいやつやん ベロチューしてきたから 生きてる間にしたかったエッチな16のことを 心ゆくまで楽しみました 2023/09/16 Shun Sakurada.OKACHIMACHI.TOKYO.
「ナウム・ガボ」 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1046.9
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2023-09-09
コメント日時 2023-09-12
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
東京的表現だと思います。 これが本来的な「エモい」に通じているような気がします。 何か気鋭のディレクター的配慮が効いているような。 但し、その、妄想の積み上げとしての詩作品、テキストとして読んだ場合 いいえ、そうしないと、読者を置いてゆく可能性があるブリッジがあります。 しかしそれは傷ではないですね。たぶん。
1田中さん、コメントありがとうございます。 演出か気になる奴は、ぼくと会ってたり話したりしましょ。wickerかWhatsApp、teleなんでも教えますよ。 生傷でなかったらなんとでもなりますが、結構なモノですよ。 でも、本当にあたなやこの詩に出てくる女の子の言葉を、もう少しだけしっかりと分かって、心から受け止めたいの。
2俺は、沙一さんが知らない世界になんていませんよ。 見て見ぬ振りしてる人って結構いると思うんだけど、 失礼しました、そんなことないですか
1失礼ですがなるほど。 そのインターネット空間に遊んでいると 非常に自己をカリカチュアした相手と楽しんでいるわけで 目が曇っていましたが 「エモい」のではなくて「リアル」だったのですね。 失礼致しました。
1ナウム・ガポの意味が分からなかったので調べて見たら、芸術家の名前みたいですね。 代表作のひとつがキュビズム的な女性像(この表現が間違っていたらすいません)になるのでしょうか。 となると、この作品に出てくる少女がもしこの女性像の外見をしていたとしたら、かなり印象が違ってきます。 >グロイ地下室 これは前衛芸術ばかりを集めた収蔵庫? >眩しさ、優しさ、ぜんぶ寂しいね 少女が忘れられていた芸術作品だったからそう言った? >あいつら、そっとしといてやろ あいつら、という複数形が使われていたのは、奪ったハイエースに少女と一緒に積んだ芸術作品? >ゆたか、もう死んでるだろうね ゆたかってコレクターの名前か? 最後の方の表現は、それだけ芸術作品と深く交わり、影響を受けたと言う詩的表現? もしやダブルミーイングの詩なのかもしれないと憶測しました。 即興で短歌を。 たまんねぇ クソな世界で 楽しんで 空っぽ俺たち 絶頂だよ
1女の子のあだ名がガボちゃんです。 ロシアの彫刻家が大好きらしいね。 ダブルで全体の意味をかけてる、というのもまた違くて、この詩では物質と魂のかけ合いや精神バランスの動きを感じてもらえたら嬉しいけど、そんな技量は俺にまだないようです。なんてね、嘘嘘。 好きなように読んだらいいし、詩の意味ってのは俺には空き巣みたいなもんで、不要だったら勝手に捨てれるんで。愉しみましょ。クズみたいに。
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