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少女を叩いた
ノアの洪水が首に突き刺さって 不快な午前中の微睡(まどろ)みは 新人には過酷な訓練を強いる 深く腰を落として寝入って居る 二月の初めの日は テレビのスタッフのような 有り得ない梅雨期に私を落とし込む 腰に来る爆弾をさっさと掃き清めて 活動したい私は インノケンティウスに祈って 幕張のアドバルーンを打ち上げて 少女を叩いた
少女を叩いた ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1036.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-12-31
コメント日時 2018-01-26
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
あけましておめでとうございます。 初詣にいき(向こう三軒、くらいの距離ですが)甘酒をいただいて帰って来ました。 ノアの洪水が首に刺さる・・・どういう情況?と、まずはここからびっくり。 咽喉に刺さる、と読み替えてみるも・・・喉にひっかかるとか、喉に詰まる、ような体感、にすり替えて読みつつ。 洪水のように訪れる睡魔にどっぷりと腰を落として・・・というイメージ。 二月がなぜ、出て来るのか。そういえば、ビーレビューが開設されたのは二月でしたね。 テレビスタッフ、幕張・・・トレンディ―、オシャレ、軽薄、そんな印象を(個人的に)持っている言葉。 〈腰に来る爆弾〉は、自制しがたい感覚で押し寄せるリビドーを、体感的に上手く捉えているように感じました。
0花緒@B-REVIEWさんコメントを有難う御座います。そうですね2018年と言う新しい年に身が引き締まります。ちょっとパソコンの不調など、投稿が危ぶまれたのですが何とか投稿できました。
0まりもさんコメントを有難う御座います。初詣と言えば私も行って来ましたが、行くのが遅かったためかちょっと閑散としているような気がしました。相当前に行ったときは沿道に人がたくさんいたような気がします。ノアの洪水はどうしても思い入れある史実?でした。どうしても使って見たくて、あまりうまく言って居ないようであれば、もう少しこの用語を深めたいと思います。リビドーですか。フロイトですね。ユングも思い浮かびますが。そうですね、二月。私的にはその開設の丁度一年前が念頭にありましたが私ごとで、あまりリズムが悪い感じがします。幕張は私的にはどうしても日本で世界卓球選手権大会が確か1991年か1992年に開催されたところと言う認識が一般的です。
0ノアの洪水が首に突き刺さる。 まさにDADADAな響き。 イメージの先にある感覚だけのペイントが網膜の裏側に突き刺さりました。
05or6(ゴロちゃん。)さんコメントを有難う御座います。ダダですか。トリスタンツァラが思い浮かびます。感覚だけのペイントが網膜の裏に突き刺さる、と言うのはこれ自体が現代詩見たいな感じがして、感交するものがあります。ノアの洪水は思い入れの深いイメージですね。実際味噌煮込みうどんを食べに行ったら、帰りにえらい大雨にあったり、風車の自家発電で有名な温水プールに行ったら、帰りに大雨に見舞われたりと、ニュアンスは多少違いますが、ノアの大洪水を想起するのです。この詩ではもう少し大胆なイメージの発露があればよかったと自省ながら思っています。
0祈ったのに、そのあとに少女を叩くのか…と何か暴力的な理不尽を感じました。不快感から溢れ出る強烈なエネルギー(怒りよりも温度は低い)?
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