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慟哭
ヤギとリスがうとうとしたところを ドガがマッチで火をつけて燃やした ハニーとヘイジの消火活動は 間に合わず灰と化したヤギとリス ハニーとヘイジは人形語で慟哭した 岩で出来た井戸に灰を撒いて 再び慟哭した リリカルな慟哭に消しゴムが 溶けて行く 田圃にカニは居るかもしれないが 田圃にガニコウモルは居ない 慟哭を終えた二人は ヤギとリスの生前をしのび 二匹の命名式を行い ドガの再襲撃に備えた
慟哭 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 793.5
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2023-08-31
コメント日時 2023-09-30
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
おはようございます。 前作で確かドゥルーズの語が載ってた作品だと思うんですね。確か。 間違っていたらすいません。 そうしたら、ドゥルーズから飛んでスキゾ、統合失調へ向かっていっても 視野をね、そういう風に持っていっていいのかも知れないですね。 そうしますと、それは精緻な文体になっていますけれど 語の、的確な配置という意味で これは「言葉のサラダ」な側面を備えている、と「定義」できるわけです。 その、作者さんはここがこうで、みたいに適当(本体的な意味で)な 批評をのぞんでいるとして 私にはそれができなかった。すんまへん。 しかし、これも、本来的な意味で微妙、微かな妙、という意味で なかなか面白い作品、そのフォルムとしての立ち上がりに微かな妙を感じる という意味でいいのではないかと思いました。 まあ本来的には、その、作家町田康さんが何かの小説の中で ジョニーBグッドに日本語歌詞を適当に乗せて歌ったたらば それがめちゃくちゃ評価された、って自嘲気味に語っているんですね。 私の評価がそういった、えてしてもない高評価に陥っていないことを 願うばかりです。
1動物界の戦争といった様相を感じました!
1田中恭平 newさんコメントを有難う御座います。ドゥルーズは使っています。ドゥルーズだと大抵哲学者の話ですね。私もその流れで使っていますが、ドゥルーズ教と言うのもあるそうで、結構厄介な固有名詞だと思っています。スキゾ、統合失調と、懐かしい単語の様な気がします。これらの単語は死語ではないので、あくまで自分の中でと言う事ですが。「言葉のサラダ」ですか。そうですね、フォルムと言うのか、妙(たえ)ですか。確かに私は詩は批評とともにあり、詩自体に批評精神が横溢しているものも多かろうと思っています。精緻な批評、精緻な詩精神は有益であり、詩力を高める様な気がします。町田康さんにジョニーBグッドですか。詩は他ジャンルを欲していると思いますね。そして批評の応酬こそが詩の力を高める早道だと思いました。
1エツヤさんコメントを有難う御座います。ああ、動物界の戦争、言いえて妙ですね。矢張りヤギとリスに個性を持たせる、最低でも名前をと言う目論見がありましたが、具体的な命名はせぬままに終わらせました。動物界の戦争と言う観点からもうちょっと詩を展開させられたのかもしれません。
0Ceremonyさんコメント有難う御座います。そうですね、確かにもうちょっとヤギやリスに、個性を持たせたり、ハニーやヘイジの位置づけも、木炭画と言うのか白と黒だけで石膏像を正確にデッサンするみたいな事情が必要だと自分でも思います。詩のデッサン、これは結構私自身が気にかけていることなのです。
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