伊右衛門のお茶は緑色ですね。 - B-REVIEW
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伊右衛門のお茶は緑色ですね。    

ボーンと重響く時計の音、レトロチックミュージック。あぁ、流れる、ゼンマイがカツカツと。 視線送る、木製の室内。木目が顕示する模様のようにナチュラルに、柔らかく母音のようにしなやかに。あぁ、流れる、朗々と。 身を包ませる、5日連続同じ顔。足裏潜らせる、今週の初顔。 自分への理解が少々と、昨日と違う今日への期待。 油絵を塗ったように夏に松の葉のトガリと蝉の声。 ちょっとしたone day 僕は大志を抱こうと思う。


伊右衛門のお茶は緑色ですね。 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 1
P V 数 : 478.3
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2023-08-19
コメント日時 2023-08-19
#ビーレビ杯不参加
項目全期間(2025/04/14現在)投稿後10日間
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2025/04/14 00時49分21秒現在
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    作品に書かれた推薦文

伊右衛門のお茶は緑色ですね。 コメントセクション

コメント数(1)
田中恭平 new
田中恭平 new
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(2023-08-19)

おはようございます。 まず 「伊右衛門のお茶は緑色ですね。」 という大雑把なタイトル そうそう、伊右衛門が飲料の茶として緑になったのですよね という、それは、まあ多分、「再認識」みたいなことだと思うのですが。 それが後半  自分への理解が少々と、昨日と違う今日への期待。  油絵を塗ったように夏に松の葉のトガリと蝉の声。  ちょっとしたone day 僕は大志を抱こうと思う。 へ繋がってゆく、それこそ流れるといいますか、誘われてゆく。 この「ゼンマイ」が分らなかったんですけれど 時計ならば、それはカツカツとしており レトロな大時計とか鳩時計のような時計、たぶん、この解釈で 合っていると思うのですけれど。 その、センテンスとして読んだときに、それだけのことなのに グラデーションとして、少し複雑なのかな、と思ったんですね。 もう少し整理して書けるでしょうけれど まあ書いたとして、こんなに面白くはならないでしょう。 「木製」、「木目」、「模様」、「母音」、「よう」、と O(オー)の母音で押してゆく。 「あぁ、流れる、朗々と。」と「自分への理解が少々と、」の音感 「身を包ませる、5日連続同じ顔。」「足裏潜らせる、今週の初顔。」 これも押韻、ですね。 その、非常に音感に特化した作風で、とおくヒップホップの匂いがします。 したいことがよく分って好感が持てました。 なにか以前の僕、また今もこういう詩を書いているなと思いつつ そういう面でも好感を持てました。

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