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伊右衛門のお茶は緑色ですね。
ボーンと重響く時計の音、レトロチックミュージック。あぁ、流れる、ゼンマイがカツカツと。 視線送る、木製の室内。木目が顕示する模様のようにナチュラルに、柔らかく母音のようにしなやかに。あぁ、流れる、朗々と。 身を包ませる、5日連続同じ顔。足裏潜らせる、今週の初顔。 自分への理解が少々と、昨日と違う今日への期待。 油絵を塗ったように夏に松の葉のトガリと蝉の声。 ちょっとしたone day 僕は大志を抱こうと思う。
伊右衛門のお茶は緑色ですね。 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 436.2
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投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-08-19
コメント日時 2023-08-19
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
おはようございます。 まず 「伊右衛門のお茶は緑色ですね。」 という大雑把なタイトル そうそう、伊右衛門が飲料の茶として緑になったのですよね という、それは、まあ多分、「再認識」みたいなことだと思うのですが。 それが後半 自分への理解が少々と、昨日と違う今日への期待。 油絵を塗ったように夏に松の葉のトガリと蝉の声。 ちょっとしたone day 僕は大志を抱こうと思う。 へ繋がってゆく、それこそ流れるといいますか、誘われてゆく。 この「ゼンマイ」が分らなかったんですけれど 時計ならば、それはカツカツとしており レトロな大時計とか鳩時計のような時計、たぶん、この解釈で 合っていると思うのですけれど。 その、センテンスとして読んだときに、それだけのことなのに グラデーションとして、少し複雑なのかな、と思ったんですね。 もう少し整理して書けるでしょうけれど まあ書いたとして、こんなに面白くはならないでしょう。 「木製」、「木目」、「模様」、「母音」、「よう」、と O(オー)の母音で押してゆく。 「あぁ、流れる、朗々と。」と「自分への理解が少々と、」の音感 「身を包ませる、5日連続同じ顔。」「足裏潜らせる、今週の初顔。」 これも押韻、ですね。 その、非常に音感に特化した作風で、とおくヒップホップの匂いがします。 したいことがよく分って好感が持てました。 なにか以前の僕、また今もこういう詩を書いているなと思いつつ そういう面でも好感を持てました。
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