サービスエリアにて発見(2018) - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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サービスエリアにて発見(2018)    

 火柱を跨ぐ少女や秋白し  夜ぴって書き終わらないト書きある  訓戒受けまっすぐに蛙喰う  ぬばたまの夢よ凾にてわれひとり  支那人の店員われを着服す  けもの草質草旅草草枕  パセリ散り屍肉のうえを湯気あがる  花々を弔いながら楡死せり  暗がりの読経の声と夕餉して  草色のルード・ボーイや蠅いずこ  夜行バス一台ばかりおなじ顔  友引の鍵穴見つむ少年立つ  賽をふるたが一生の運のため  別人のふりして通う鮨屋かな  ひと攫い飛ぶ夢を見ん冬至なる  房ごともなきまま老ゆる血統書付  探偵のひとりの頭蓋さ迷いぬ  ファルファッレ啄むなかで死亡記事  足長き女ひとりや栗拾う  穴深き秋から冬へ掘り進む  墓穴も秋から冬へ掘り進む  月光のドライヴひとり行方不明  遠き夏誕生石も砕けたり  流し雛流し忘れて暮るるまま  百凡のロックンロールやがて消ゆ  黄葉落ちふと憐愍の薄化粧  くちびるの肉厚ぶりに茜差す  汽笛鳴る一生のうち一度だけ  忌中告ぐ葉書の幾多竈に投げ  書割りを歩くごとくの散歩する  中古るの産着の襞によぎる死は  喃語とてもはや虚しく犬擲てり  われ統ぶる十一月の晩の虫  私道にて通行禁止河へ投げ  蟹歩く月面だれの墓標かな  秋月のおもかげ午の空に見る  潮の音へ至る道すがら自死の犬  浦島のように佇む一年草  古井戸にするりと落ちる小銭入れ  乳足らずの母の貧しき時計売る  ぶらさがるひとの恩義やしだれ草  多年草実りなきまま燃やさるる  柿実り嬰児殺しの記事が飛ぶ  東京や滾滾として刹那ゆく  月という女の顔や宇宙線  忘るるという字面はもの悲し  われひとり罷り越したる御地の雪  魚石の断面光る夜の宿  ウォーホルの複写のかげの万華鏡  喪失ということを識る十七音  みずからの翳まっすぐに霜払う  酒場町宿町充る枯るる梨  落馬して騎手遠ざかるダート、雨  連れあいもなくて小雨ぞ降りかかる  凡夫たるたとえば冷ゆる鰊蕎麦  犀を飼うわが幻想の旅枕  星暦を数えて眠る少年の旅  ふり下ろす手斧の柄の木の雫  秋晴れの尋ね人欄立ちどまる  ひとりいてひねもす鍵を眺めやる  子供靴サービスエリアにて発見 ○作者ノート 過去に於いてなんどか、俳句に挑戦したものの、できそこないで終わってしまっている。短歌のようにうまくいかず、ぎこちない、口当たりのわるいものが残ってしまっている。それはけっきょく言語行為とイメージへの欲求を凝縮できず、むしろ持て余しているところにあるのだとおもう。この作品は内田美紗の句に惹かれたおれの感想文に過ぎないのだろう。


サービスエリアにて発見(2018) ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 1051.4
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2023-08-18
コメント日時 2023-09-08
#現代詩
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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叙情性00
前衛性00
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閲覧指数:1051.4
2024/11/21 23時11分07秒現在
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    作品に書かれた推薦文

サービスエリアにて発見(2018) コメントセクション

コメント数(3)
田中恭平 new
田中恭平 new
作品へ
(2023-08-25)

その、僕は自由律俳句で、定型俳句ではなくて、俳句かどうかも分からないのですけれど その36歳なら36歳なりの感性を込めた句をつくりたいとして参照先がなかったわけです。 この作品を読むまでは。 そういった意味でそのまあyouthな感覚、ああこう展開すればいいんだと思いまして。 まあ作者は自分の文体を見つけなさい、といつか仰っていたのですけれど 世界観についてもそれがいえるのかな、と。 ですから、やはり同じことはできなくて、僕は僕の文体、世界観を これから発見しなければいけないとして、先に作者がいらっしゃることは 非常にたのもしく思いました。 視野も広く持たねば。

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中田満帆
田中恭平 newさんへ
(2023-08-26)

わたしも俳句の出発は自由律なんです。はじめて買った句集が『山頭火全句集』でした。 参照先にしてくださるとはうれしいことです。

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ryinx
作品へ
(2023-09-08)

詩のサイトに投稿をはじめた3年ぐらい前 書かれている言葉の意味を考えていました、、 (今も、かな)。けれど、読み解こうとは思いません。  作品に接して心地よかったです。  

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投稿作品数: 1