恋ふる海祇の長歌 - B-REVIEW
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恋ふる海祇の長歌    

月の子を 愛づる罪から 爪とまな 海祇わたつみ失くす 嘆く声 天地あめつち融かし 神代かみよ黄昏たそが



恋ふる海祇の長歌 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 12
P V 数 : 1294.6
お気に入り数: 0
投票数   : 5
ポイント数 : 0

作成日時 2023-08-08
コメント日時 2023-08-15
#縦書き
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
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2025/04/10 10時13分22秒現在
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    作品に書かれた推薦文

恋ふる海祇の長歌 コメントセクション

コメント数(12)
田中恭平 new
田中恭平 new
作品へ
(2023-08-08)

難しいですね、僕は本居宣長さんが好きでしてね、ただパーソナリティが好きで。ひたすら何年も日記を書いていたり、歌を詠んでいたり。正岡子規も俳諧大要でしたっけ、膨大なワークをされている。明治天皇は、八万八千、歌を詠んだといわれています。種田山頭火は八万八千句しかし彼は漂流していましたが。まあ居をかまえ、ひたすら、ワークしている、継続している姿勢が好きで、そのワークの中身までどうこうという話じゃないんです。 ですから、断っておけば、歌に関して、今、私はどんどんわからなくなっていて放棄している、というところをご了承願いたいです。 ただ、この歌が、たとえば わだつみのとよはたぐもに入日さしこよいの月のあきらけくこそ? わだつみが、まあ海の神様っていいますか、海の祖霊といいますか、わだつみ?わたつみか その、海祇が選択されたならば、月が引き出される、念頭に、月を置く。 ただ、月の「子」になると、俄然、僕の周辺になくて、現代的といえるでしょう。その、現代的でありたいというのならば、いいだろうと。作者の意図として。ただ、そのお月さんに子供がいて、それが、実際の人間の赤ちゃんなのか。神話的な、ものなのか、海祇のようなね、えてして、イエス・キリストさんを連想してもそう、現代的に読んで欲しいのならばいいと思いました。 まあ、月の子はたぶん、神話的な存在として見立ててらっしゃると思いますが、その万葉の歌を 基準にすれば、まあすいません、明るくないのでね、月の子、にあたる歌があるかわからない。しかし、万葉な歌というより、今の歌の部類ではないかと思いました。 またコメントできればなと思います。

1
松嶋豊弐
松嶋豊弐
田中恭平 newさんへ
(2023-08-08)

コメントありがとうございます。 わたつみや月の子は神話的な存在として書きました。 歴史的な短歌や俳句というよりも、田中さまが仰られている通り、現代的な読みをしていただければ幸いです。

1
田中恭平 new
田中恭平 new
作品へ
(2023-08-08)

その、私はこの歌に私自身が負けたと思っており、勝手な理屈ですけれど、読者として、ああ、いいものだと思うから、欲が出ているのだから、それはですね、こういう掲示板やりとりができるのであるから、ちょっと小耳に挟んでほしいのですけれど。 その、「万葉」をやってほしいです。現代にあって、無理なのですけれど、書いたとして非常にヴァーチャルなものになるのですけれど、「万葉」をしてほしい、作者さんには。そして無理なのですけれど、と前置きしつつ、作者さんならできるような気がするんです。 滋味深い「万葉」を書いて欲しいと、読者として、いやファンでいいでしょう、お願いしたいです。

1
松嶋豊弐
松嶋豊弐
田中恭平 newさんへ
(2023-08-08)

新古今和歌集が好みですので、古典の中ではその影響が最も大きくなるやもしれませんが、 万葉集などの他の古典の歌集を通じ研鑽できればと思います。 すぐには難しかろうと思いますが、知識をつけていきとうございます。 お褒めいただきありがとうございます。恐れ入ります。

1
三浦果実
作品へ
(2023-08-08)

妙にルビ打ちが視界にいいです。地味に効いてますね。ルビ打ちってリリース後に作者が唯一残せるスタイル(仕様設計図)の一つ。 松嶋さん、けっこうポテンシャルを感じる投稿者の1人だなと、ラブコールを書く。

2
松嶋豊弐
松嶋豊弐
三浦果実さんへ
(2023-08-08)

やまとことばにこだわりたくて、ルビを打っています。 ラブコールありがとうございます。励みになります!

1
鷹枕可
作品へ
(2023-08-09)

月と申しますと、どうしても月讀命(か、尊)を彷彿と致してしまいますものですから。 何処かしら、ヘテロセクシュアルの美しさを感受してしまいます。 男でもあり、女でもあり、男でもなく、女でもない。 此れは、松嶋様の御作の美点の一つではないか、と思いました次第でございます。

2
鷹枕可
鷹枕可さんへ
(2023-08-09)

上記、訂正。「ヘテロセクシュアルの」ではなく「ヘテロセクシュアルではない」でございました。深くお詫びをいたします。

2
松嶋豊弐
松嶋豊弐
鷹枕可さんへ
(2023-08-09)

鷹枕さま、お世話になります。 神の話なので、確かに無性でしょうね。 性別については意識せず書きました。 もったいないお言葉、ありがとうございます!

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きょこち(久遠恭子)
作品へ
(2023-08-14)

こんにちは。 月の子とは何を示すのか、色々と想像力を掻き立てられました。 月の子を愛した罪で神様の怒りをかったということでしょうか? 古語の語り口、難しいですが勉強になります。

1
松嶋豊弐
松嶋豊弐
きょこち(久遠恭子)さんへ
(2023-08-15)

コメントありがとうございます。 おっしゃるとおり、月の子を愛した罪で神様の怒りをかったりでしたりととか、神々の掟に反したりなどと考えていました。

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エイクピア
作品へ
(2023-09-10)

海神(わたつみ)、海神(わだつみ)と変換したらいっしょの漢字でした。海祇(わたつみ)を失くす罪とは。愛海祇(まなわたつみ)でしたね。嘆く声や神代の黄昏が、何か別のストーリーを内包して居る様で、興味深かったです。

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