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病後
晩夏にあって、レストランの駐車場、その車の光り、光りを、祐介は懐かしく思いつつじっと眺めていると妻の菜穂子が 「お義母さんが、整理券とってくれたよ、あと三十分ある」 と、急かすように言った。 「そうか、そしたら、近くコンビニに行くかな、コーヒーが飲みたい」 「コーヒー?」 「病院ではコーヒーが自由に飲めなかったの。お茶は飲めたんだけどね」 言ったきり、祐介は、菜穂子の手をとってコンビニのある、道の反対方向へ向かおうとした。菜穂子は 「あっ、待って、お義母さんに言ってくる」 「頼むな、それにお金を持ってないんだ、病院を出たっきり来ただろ」 と打ち合わせて、それからふたりコンビニエンスストアを目指して歩いた。 八月の暑い、暑い、十一時前。 コンビニエンスストアに着いて、ぐるっとその中を歩いた。暫くして、化粧品コーナーの前で、菜穂子が立ち止まった。 祐介はトイレに向かい、小便を済ませた。そして丹念、手を洗った。病院生活でついた癖だった。 「あっ、これこれ、このコーヒー」 「あたらしいのだね」 「これが旨くってさ、でも病院には置いてなかったの、菜穂子ちゃんの差し入れが嬉しかった」 「あって、良かったね」 会計を済ませて、ふたり、元の道を戻る。 「何にも変わってなかったな」 と、ポツリと祐介が言った。 「えっ?」 「そりゃあ、物価の高騰はあるだろう、ただもっと世の中っていうのは変わっていると思ったな、入院前と入院後で」 「戦争もあるのにね」 「なんも変わらないな。僕は平和呆けっていうのかな、しているつもりは無かったけれど、実際にはしていたのかも知れない」 「ふうん」 暫しの沈黙があって、菜穂子が言った。 「でも、実際、外に出ると新鮮でしょう」 「そうだな、新鮮だな、何より、風、かな」 「風?」 ふたりにわっと、熱風が吹きつけた。 レストランの椅子に祐介、菜穂子、そして祐介の母と三人並んで座った。祐介が菜穂子に言った。 「お母さんと、観劇に行くのは十日だったけ」 ふたりは笑みを浮かべて、菜穂子は 「そうよ、八月十日よ」 と言った。 「まあ、家のことは任せといて、病み上がりといっても、一週間くらいあるんだ、その内に今までしてこなかった、生活のこと、これは改めようと思っている。安心してミュージカルか、行ってきなさい。これでも家長なんだから、大丈夫だよ」 「まあ、当日に向けて、最低限のことはしておくから大丈夫です!祐ちゃんが困らないように、段取りも怠らないですからね。ねむりぐすりをとって、本を読んで、早々眠ってしまってくれればいいので」 三人とも笑ったところで祐介の母が菜穂子に 「お願いしますね、菜穂子さん」 と言った。 久しぶりのハンバーグにして祐介は、入院中についてしまった癖、早食いをして、ペロリと平らげてしまった。それで母にちらっと、今後の仕事のことについて聞いた。 「それは、二年くらいは、傷病手当が出るから、安静にしてもらう形で。十二日の診察のとき、また話はするけれど、もう何、会社復帰をするよりは、自宅近くの店舗で短時間でも、アルバイトなりすればいいんじゃないかなと」 「うん、そうか」 祐介も、入院からの復帰後の仕事について、いろいろ考えていたが、健康第一、といったところで意見は一致していた。 食事を終えた菜穂子に向かって 「それで、菜穂子ちゃん、僕が入院中、食事はしっかり食べていたのかい」 と、そっと家長である身を強調して聞いた。 「ええ、昨日なんか、お義母さんと、美味しいお蕎麦をごちそうになって」 「美味しかったねぇ」 祐介は、少し頭をかいて 「ああ、そう!」 と言って、やっぱり頭が上がらなかった。 自宅に着くと、車から、衣類とタオルの入ったカゴ二箱、それから文庫本や、ノートの入った袋、三袋を自宅に運び入れた。 久しぶりの力仕事だったが、祐介はじぶんに気力のようなものが戻っていることに安気した。 「それじゃあ、お義母さん、観劇、宜しくお願いします」 「はい、宜しくね、それでは」 車が行ってから、祐介が書斎に向かうと、これは少し荒れているな、仕事ができない、仕事と言っても、文芸だけれども、と考えた。 入院前の祐介ならば、うるさいロックの音楽をかけて、さっさと掃除するところを、それをしなかった。 というのも、昨日の晩、病院のホールで読んだ冊子に、アルコールと激しい音楽が脳に与える影響、というものを読んでいた。 祐介は、アルコールは、やめて三年になるので、その項は読み飛ばしたのだが、激しい音楽というのも、祐介の病気に差し障り、があるらしかった。 その文章を思い出している自分に祐介は、弱々しくなっているじぶんを認めた。 冷房を効かせ、静かな書斎、整理していると菜穂子が 「ねぇ、祐介」 と寄ってきた。 「うん?どうした?菜穂子ちゃん、餡蜜でも食べるか」 「そうじゃないの、これ」 菜穂子は封筒のようなものを持っていた。 「誰から」 「祐ちゃんの、おじいさまからよ」 「おじいちゃん?」 祐介は、入院する前に、菜穂子と新婚旅行に出かけていて、そのとき撮った新婚旅行の写真を一枚、祖父に贈っていた。封筒のなかには、お礼状、 〈二人が頑張っているのがわかります、おじいちゃん達も頑張るから〉 の一節に祐介は非常に感情を揺さぶられるものがあった。 「びっくりしたわ、ウチまで車で来られて」 「おじいちゃんは本当に気を配ってくれるんだよ、その、コロナでなかなか会えなくなってしまったが」 「お金も同封してあって」 「そうか、大切に貯金しておこう。それから、やはり、頑張らなきゃならないね」 「まあ、まずは安静につとめてね」 祐介は近く、祖父の家には、コロナが勢いをぶりかえしており、行けないまでも、お寺さんの方へ向かって、お祈りしてこようと考えた。そのとき、さっとお寺さんの方角へ手を向けて、黙とうした。 「菜穂子ちゃん、入院中もねぇ、おじいちゃんの今までの生き方だね、それに非常に励まされたということがある」 「そう」 「よし、餡蜜を食べよう」 「うん、退院パーティだね」 ほんとうの餡蜜と嘘の餡蜜がある。今食べた餡蜜は、ほんとうの餡蜜だ。餡蜜の甘さ、この甘さも入院中は感じられなかった甘さで、祐介は非常に満足した。 それから祐介は書斎に戻り、入院中に読んだ文庫本、書籍を整理した。 仏教の聖典、新約聖書、高浜虚子の「俳句の五十年」そして、三島由紀夫の「金閣寺」。 これとは他に、病院にあった司馬遼太郎「歴史と風土」、加えてフランス小説の「夜間飛行」を読んでいた。 一か月でこれだけの本を読んだ自分自身に祐介は驚いた。 高浜虚子の「俳句の五十年」という本は、俳句というよりそれに携わった人々、人間の生と死の本であると思えなくもなかった。そして祐介は、定型俳句、五七五の有季定型の俳句というのは、つまり高浜虚子の文芸、文学であって、祐介は、祐介の文芸、文学がしたいと考えた。 それが何なのかわからず、入院中、祐介はベッドで、五、七、五の音律を無視し、季語、季題を排した、自由律俳句を書き溜めていた。 「菜穂子ちゃん、その、人間、最後は少ない視力とね、指の力しか残されないとしてね、俳句でもいい、短い詩は書けると思うんだ」 「ふうん」 「三島由紀夫さんの死は尊ぶべきものだろうか。老いもなく、その体の不自由もなく、自決してしまった。そう考えが及ぶのも、僕らが老いというものを、直視しないといけない時代に生きているからだ」 「そうね」 「だから、僕は小説も書くけれども、詩や、俳句、これは俳句になっていないけれど、そういう方面にも目を配っていきたいかな」 菜穂子は祐介の自由律俳句が、書きとめられたノートをふむふむ、と目を通しつつ 〈妻よ、元気じゃない私を許して〉 という、句を読んで、少し笑った。 祐介は一人、ポケットに二千円と自宅の鍵を入れて、コンビニエンスストアに向かった。 今晩の夕飯を買ってくる為だった。 菜穂子は午前中の疲れが出たのか、祐介が自宅にいることに少し心躍り過ぎて疲れたのか、眠ってしまっていた。 コンビニエンスストアは家の近くにあったが、それでも退院後、はじめてのおつかいということで、少々緊張していた。 レバニラ炒め・・・あんかけそば・・・飲料二本に、サラダを二つ・・・。 「お箸はおつけしますか?」 「あっ、ふたつ。いや、二膳。お願いします」 「それで、どこかに行かれていたのですか?」 「あっ、仕事ではないんですよ」 「そうですか、またお願いします」 コンビニエンスストアを出るなり、祐介は深く呼吸しなおした。陽はまだジリジリ暑い。 帰宅して、祐介は何やら考えごとをしつつ、ノート・パソコンに向かっている。実際、今回の入院の原因として、祐介は自分が自分の中に考えごとを溜め込みすぎた結果だ、という結論をつけていた。それで何かにつけ考えたことを、パソコンに打ち込んでいた。 祐介はしばらく動かない。菜穂子が言う。 「どう?小説の方は」 「小説?いんや、ただ、考えたことを書いているだけだよ」 「でもいいわね、祐介先生は小説家になるのかしら」 「難しいね、それに今、仕事のことを言うのはちょっとひどいかな」 「それはご免なさい、で、小説は書いているの」 「読むか」 「いえ、先生の小説を読むと頭が痛くなりますので」 祐介は笑った。 「おいおい、ひどいな、わかりやすさこそ、僕の特権さ」 「どうかなあ、それに小説が書けるというのは教養があるからよ」 「菜穂子ちゃんだって小説を書いているじゃないか、見たことあるよ、ノート」 「でも」 「うん、でも菜穂子ちゃんは音楽、歌唱の方がいいね」 「歌に教養はいらないんでしょう」 「いや、非常にいる。菜穂子ちゃんが今、作って歌っている歌も、素地には、今まで聞いてきた音楽の影響があると思うよ。内に種をはらんで、花ひらくんだね」 「さいきん、インターネットに曲を発表しても、あんまり聞いてもらえないの」 「さいきん、って菜穂子ちゃんの場合、今日だろう?今日は水曜日、平日だよ。週末までには、非常に聞かれているということがあるから、気にしない」 「うん、わかった、わたし、シャワー浴びてくるかな」 「そうか、じゃあ終えたら、夕飯にしよう」 祐介がキッチンに立って、あんかけそばをレンジにかける。冷蔵庫からごぼうサラダをとって、居間の卓の上に置く。 すると、菜穂子の方が 「わたし、夕飯いらないかも。昼食のハンバーグがまだ残っている」 と言う。 「そうか、ははあ、僕がいない合間、食を抜いたな、胃が小さくなっているんだ」 「そうじゃないのよ、本当に、それに、また夜、食べたくなったら食べるかも知れないし」 「そうか」 「ねぇ」 「うん?」 「その、一人で食べるようになったら、いっしょにいて欲しいの」 菜穂子はそう告げると、下を向いた。 「あはは、赤ん坊みたいだなぁ」 「ひどい、祐介、赤ん坊みたいって言った」 「あはは」 祐介が笑っていると、インターホンが鳴って来客があった。菜穂子が咄嗟、 「誰かしら?」 と言った。 ドアを開けて出ると、祐介の古い友人の賢治が立っていた。賢治は職業を教えてくれず、いつも自作の詩を祐介に読ませてくれるので、「詩人の賢治さん」で通っていた。 「外も暑いが、御両人もまた暑いなぁ!外まで笑い声が聞こえたぞ」 「すまん、うちはテレビを置いてないこともあってだなぁ」 「世の常識を作っているのはテレビだぞ!六時のニュースを観ろ」 「うちは、家内共にテレビの音が気にさわるんでなぁ、まあ、スピーカーはあるが」 「ロックを聞いているか!ロックだよ、やっぱり!」 「まあ、上がって下さい、それにしても、急にどうしたんだ」 「なに、きみがツイッターに、退院した旨、書いていたろ。ほおら、お祝いにどうぞ」 菜穂子が、賢治から紙袋を受け取った。中には、古酒だろうか、ワインが入っていた。 「ありがとうございます!でも、私たち、お酒飲まないんです」 「えっ?」 「お酒・・・飲まないんだ。妻は飲めないことはないのだが、飲まない。僕は三年前にやめたから」 「はっはっは、テレビも観ず、酒も飲まない!妙な家庭だがそこが気に入った!」 菜穂子は二階のリビングに夕食、レバニラ炒めにマカロニサラダ、ご飯を食べに向かった。 祐介と賢治は一階の書斎で、レコード、RCサクセションのアルバムを小さな音で聞きながら話をすることになった。 「それで、祐介さんよ、この入院を機に、何か心境の変化なんかはあったのかい?」 「うん」 「聖書があるな、しかし、祐介さんは仏教なんだよな、入院中もあれだろう、健康的なライフスタイルを、まるで雲水のようだな、と思いつつ、黙々、こなしていたんだろう、修身とか、心を修める、というのかな」 この的をえた、賢治の指摘に、祐介はちらと、宙を眺めて言った。 「なんでもお見通しなんだな、詩人の賢治さんにはさぁ、そうだね、仏教書を読んで、ああ、身のまわりのことはぜんぶ、菜穂子に任せていたと、反省したね」 「うむ、うむ」 「賢治さんは独り身でしたか?」 「うむ、うむ、私は顔がよくないですし、天然が入っていますから、独り身ですね」 「そういうものですか」 「そういうものですよ。非常に分かりやすいことです。それで、自炊といいますか、身のまわりのことは自分でやらなければいけない、それで一日終わることもあります」 祐介は氷水を飲みながら 「今の私に非常に重たい発言でございます。それで、非常に反省しましてね、病後はつまり、自分の力をもっと尽くしていこうと思います」 「いんや・・・」 賢治が目をつむって少し考えて言った。 「私もね、その非常に重たい病気を抱えて、そういう反省の念に襲われたことがあるのです。だから祐介さんの気持ちは分かります」 祐介は足をだらけて、賢治の言葉に聞き入った。 「それでもね、祐介さんのように若いときではなかった。もっともね、退院後最初の方は、じぶんより、もっと豪勢に生きているものがいるじゃないか、強欲に生きているものがいるじゃないかと、やけっぱちというのですか、浪費に走りましてね」 「ふむ」 「それで、それが仇となってね、それからの反省です。罪深い私を救いたまえ。それで詩、ですね」 ここで賢治はちょっと語を強くして 「どこか申し訳ないという気持ちがなければ詩なんて書けません!」 その言葉に、祐介はゾクッとしたものを感じた。賢治は笑った。 「ははっ、まあそんなところです」 「いや、立派ですよ、私の書くものに気概なんてありませんので」 賢治は祐介のノートをめくりながら 「いいえ、気概かどうかはわからないけれど、あなたの書くものは、あなたが正直に出ていますから、反対に、あなたに今の時代の、良い詩は書けないのです」 「どういうことでしょう」 「詩、というものは、比喩、がそうですけれどね、たくみに嘘をつく側面があります。私も雑誌やインターネットで若い方の詩を読みますが、その比喩の在り方に、詩は左右されるものです」 「ほう」 「それがね、行きすぎるとどうなるか、本当が少なくなって、嘘が多くなります。そういう詩の在り方がどうのこうのではなくて、祐介さん、つまり、あなたが書くものは、ほんとうがほんとうだから、今の時代にマッチしないのではないかと思うのです」 賢治は祐介のノートから自由律俳句を一句指さした。 〈 けさの道へと咲いたたんぽぽ 祐介 〉 「ね、けさの道へと咲いたたんぽぽ、この句に嘘はありませんよね、ですが、それが祐介さんの書くものの、いい所であって、こういう素朴な言葉を読みたくもあり、容態を確かめたくもあり、今日、参ったわけです」 「ありがとうございます」 「道は前にあります!まっすぐ行きなさい!」 祐介は正座して深々頭を下げた。 賢治は自作の詩が印字されたA4の用紙をズラッと並べて、祐介に 「暇がございましたら、お読みください」 と言った。そして持参したワインをラッパ飲みした。 「大丈夫ですよ、あなたも大丈夫なのです。しかし、まあ、老い、というのはこたえますな」 祐介が三島由紀夫の「金閣寺」の文庫本をとって先に述べた、三島由紀夫と遠かった老い、について賢治に述べた。 「そうですね、三島由紀夫さんですね、その、ヘミングウェイという作家もいましたね、読んでみた方がいいです。彼は結局、その力が、老いてしまったことを原因に、自ら命を絶っています。ですから、三島由紀夫さんの場合も、もっと長生きをしても、自分の老いというものに向き合ったときに、やはりヘミングウェイのようになっていたかも知れませんね。まあともかく、私たちは、強い方、弱い方、関係なく、そして文学上の方に限らず、近くの方にですね、尊敬を抱いて生きていきませんか」 「祖父からありがたい手紙を頂きました」 「良かったですね。私は仏教に疎いですけれど、よく聞くのは、どんな姿をなさって、観音さまが助けて下さるかはわからないそうです」 「はい」 「まあ、無事で良かった。酔ったのでね、行きます。行きますよ、奥さん!」 「あっ、賢治さん、帰っちゃうんだ、あれ、どうしたの、祐介、泣いて。じゃあね」 詩人の賢治さん、が帰ったあと、菜穂子はキッチンや廊下でうろうろしている祐介を追っかけては 「ばあ!」 とふざけて遊んでいた。祐介は 「そんなに興奮すると眠れないぞ」 と菜穂子に言った。 菜穂子は 「眠れなくなってもいいもん!」 と言った途端、 「あっ!」 と、スマートフォンを見つめた。 「明日出かけるじゃん、ショッピングモールに」 祐介は 「へぇ」 と返したが 「祐ちゃんも行くのよ」 菜穂子がボソリと言った。 祐介は湯船に入らず、シャワーにして、また、そのお湯もあんまり無駄にしないようつとめた。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、すべて適量に済ませて、未だ入院生活で身につけた「節制」の意識が働いているのを、喜ばしく思った。 階段の窓から、向こう三軒の灯が見えて、ああ、私はこの家に帰ってきたのだ、というこころが燃えて、しばらくその灯りに見入っていると、くしゃみをやらかした。 菜穂子は、今日何度目か、の眠りに就いている。 枕辺にスマートフォンの灯りがついており、そこにメモ書きがあった。 ・八月三日 結婚三周年記念写真 相談 祐介は菜穂子の額に軽く口づけるとそれは、ながい一日の終わりを祝していたようだった。
病後 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 583.7
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作成日時 2023-08-03
コメント日時 2023-08-05
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
改めましてこんばんは。田中です。 そうですよね、長いですよね、原稿用紙三十枚あります(笑)。 地方誌用に書いたものを、まあ期限まで一年あるのでまた新しく書けばいい ビーレビューに回せっ。私小説だ、新境地だ!って投稿したのですけれど 読む人いるのか?って感じになってしまいました。 川端康成は影響ちょっと受けてますね。雪国、を読むんですけれど あれ?女性が二人でどっちがどっちだ?とか、按摩さんが登場したけれど何故なんだ? とか、読むたびに混乱させられる小説で、好きなんですよ! なんか雪国って小説は破綻している説もありつつ・・・。 新感覚派っていうのも伊達じゃないな、新感覚すぎるぜって印象ですね。 ありがとうございます。よく休みます。
0恭平さん、いつもありがとう。恭平さんが運営に加わってくれること、とても嬉しく思っております。恭平さんの日常のリズムで一緒に気負わずやりましょう。 本作を読んで、文学は文学がやりたくてもやれなかった人のためにあると、そう思いました。
1ありがとうございます。ボチボチお願い致します。 また病院へ島流しにあわないように気をつけます(笑) >本作を読んで、文学は文学がやりたくてもやれなかった人のためにあると、そう思いました。 同感ですね。反対に今自由に文学?ある程度できるんですけれど、スピリットって 全然燃えてこないですね。自作に対して。みなさんの作品を読んでいる方が楽しいです、 といいますか、燃えております!
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