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眠ったままの金(きん)
頂上から見渡す景色は澄んでいる 僕の辿った道を僕と同じく苦しくも歩む人 僕とは別の道を辿ってまた違った顔をする人 これが全てのように見える 空から聞こえるのは常に沈黙 やっと聞こえてきた風が僕を笑う 「常識のない奴め」って 「そんな格好じゃ神は見てくれない」ってね この世には沈黙がまるで金のようして語り継がれている 誰も話したがらないのに それを知らなければ生きていけない なんて意地悪なんだ 世の中は人々から夜を奪っているのに いつまでも寝たままなんて 「君たちにきっと大洪水はやってくる!」 「かならず一度は、絶対に!」 それでも風は今日も笑うんだ……
眠ったままの金(きん) ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 761.4
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2023-08-03
コメント日時 2023-08-14
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ロクデナシさんの普遍的な詩のメッセージングに 以前、その筆名もあって、ザ・ブルーハーツを持ち出しました。 それで、真島さん、ギタリストのマーシーさんの楽曲をよく聞くと とおからず、キリスト教への背する自己、が言及されているわけですね。 その、僕がキリスト教を扱うと、もっとマニアックに それでも小林秀雄なんかのキリスト教理解になるとまだまだだから どんどん、もっと、もっと、マニアックになって わけわからないまま、放りだしちゃう。 非常に、文学的ではあるけれど、わからないっていうのは 他の作品で、シリュウさん、かな、に言及されて。 で、 この作品を読んで、あっ、この位のテイストでいいんだって 勉強しましたね。 今、何回も何回も読んでいるんですけれど。 僕の中で、ともかく普遍性というものを持ちたい でも、マニアックになってしまう人間にとって ああ、こうシンプルでいいんだ、ピュアでいいんだっていうのは 目から鱗でして。 ただ、なんだろう、ずうっと文学、ブンガクしていくにしては これを続けるにして、冒険したくないのだろうか、作者さんは?と思う。 まあ、文学極道、「極める道」じゃないけれども。ビーレビューは。 これは、僕と反対方向に視点を持ってゆけば、といったところです。
1感想ありがとう あんまり言ってることは分からないんですけども つまるところ、冒険という話での文学が旅から何だかロマンスのない旅行になるけど〜みたいな話なんですかね。 極めるというのはそれ即ち隠れ蓑も手段としてあるわけで 一辺倒、人が触れる作品としてはそれはどうなんだとはなるものの 作品全てで作品全てを評価しづらいというのは常にあると私は考えています。 分野も作品としても畑違いですけども、ゴッホが一例ですね ドラマ性が作品に着いてくるって言うやつです えー、とですね要は冒険ってという要素が失われる欠落すんじゃない?してるんじゃない?していくんじゃない?って言うのはおそらく大丈夫です 杞憂です したいしたくないで冒険はやらないんです 何もかもに冒険は付き物であってそれに意識してやるかやらないかで、語り草のような大した冒険だ!っていうのがあるだけで 冒険という本来の姿、ただの意味上ではそんなのは杞憂だと私は考えています まあよく分かってない内にこんな返信ってのも無礼失礼どうなんだって話ですけども 話をしていくってのは話がよく分からなくなっていくって言うことでもあるのでご容赦ください ゲシュタルト崩壊っていうやつです 改めて感想ありがとう
1おはようございます。 いや、返信ありがとうございました。 そうですね、私はブンガクとしてはかなり冒険しましたが ロクデナシさんの態度っていうか、スタンスの方が 健康的であったかな、と思いますね。 まあ、シンプルな、ピュアなこういった作品を 淡々と書いてゆく方がね、「詩人」としてはいいのかな、と。 ただ僕は「詩人」に収まらないようにしなたかったので 冒険しちゃったんですけどね。 反省、学び。 再コメントしつこかったらすいません。 ありがとうございました。
1こんにちは。 最初の連は、作者の人生観あるいは世界観をギリギリまで要約して表したような印象を受けました。 「誰も話したがらないのに それを知らなければ生きていけない」 そんな金のような沈黙。 それが何を指しているのか、どのようなものをイメージしているのか。 読む人によって様々な受け取りかたがあるようにも思います。 私はそのような沈黙から、大乗仏教の経典の一つの、維摩経にある「雷(いかずち)の如き沈黙」というものを思い浮かべました。 また、 「世の中は人々から夜を奪っているのに いつまでも寝たままなんて」 というところからは、やはり仏教の「無明」ということを思い浮かべました。 「君たちにきっと大洪水はやってくる!」 その大洪水とは、人生について本当に眼を覚まさせるような、何か大きな出来事のことを指しているのでしょうか。誰にでもそんな出来事が訪れるものなのだと。 世から顧みられぬ預言者の嘆きにも似ていますね。
1感想ありがとう
1この作品はけっこう難しくなってきたな。。。 頂上!頂上と来たかって自分は思ったんですよね。頂上ってどこなんだろうって。ていうか初読の感想としてはすごい傲慢じゃねと思ったのだが・・・考えてみると実はものすごく謙虚というか独走ということかもしれない。 だって頂上ってノーベル賞まで行っても頂上とはいえないですもんね。なんだろうノーベル平和賞が政治利用されていることはまあ有名だけどそれだけじゃなくて、歴史上ノーベル物理賞なんかも政治的な判断は極めてたくさんあったという見方はあるんですよね。まあそういう見方をしない人もいるが。。。つまり単純な殴り合いだとこの世界に頂上なんてどこにもないみたいな感じ。それを踏まえたうえで頂上について考えてみると、それはもう切り開いていく必要がある。
1バランスの取れた高い知性を感じました。つまり、かっこいい。論理的な例えと、良い想像が、同時に共にあって、なんだか爽快な読後感を持ちました。他の作品も読ませていただきましたが、どれもいいですね。
1風はあなたの味方です。聞いたところによると詩人は風を着るそうで。大洪水にノアの箱舟を思いました。生きるには資格が居るのか。善を思ったりできるのは幸せなんでしょうね。
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