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暗渠
ふと夜中目が覚めた 腕を持ち上げ掌を天井に向ける 暗く薄い光の中に照らされる そのまま力を抜く 倒れる腕 大の字で見つめる天井 呼吸の音だけが聞こえる 今この瞬間も絶え間なく動く心臓 求めていなくても勝手に昇る太陽 歯切れの悪い思考が脳を駆け 寝心地の悪い布団が体を包む ほんの僅かな夢を見て 酷く儚い現実を味わう 思い出す夏の匂い 風に揺れる葉の音と セミから鈴虫に変わる夜の声 夜が来ていた
暗渠 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 530.5
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投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-07-17
コメント日時 2023-07-18
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
久し振りにサイトを覗いています。 このサイトの良くもあり悪くもある所は「同じ季節」を感じながら読めるところだなあと思ったりします。 なんというか鬱屈した日々が手に取るように伝わる言葉です。 もう1つその思考の先を覗いてみたくなりました。
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