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宝物
僕には宝物が2つある。 とても、大切な宝物。 その宝物を守るためには、僕はどんな 道化にもなれるんだ。 君たちの笑顔が僕の救いだから。 でもね、たまに思ってしまうんだ 僕の命が宝物たちにとって 不幸にしてしまうんじゃないかって 宝物は優しくて、僕に笑いかけるけど それでも、疲れたように。 だからね。 さようなら。 君たちが大好きだから。 僕はね、たった一つの過ちを犯します。 赦して欲しいなんて言わないから。 ただ、生きて欲しい、そう願います。 宝物、僕の。 可愛くて、綺麗で、キラキラしてて……。 僕に無いものをもっていて。 それが大好きで愛おしくて。 どんなに傷つけられようと どんなに罵声を浴びようと 僕は平気なんだ。 君が泣かないなら 君が傷つかないなら。 大丈夫、怖くない。 怖くない。 宝物の笑顔を守りたい。 それだけなんだ。
宝物 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 475.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-07-14
コメント日時 2023-07-14
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんにちは。 始めに違和感がある点を一つ。 8行目の「不幸にしてしまう」は、前の行が「宝物たちにとって」とあるので、「不幸となってしまう」か「不幸の源となってしまう」などにするべきです。あるいは、8行目を「不幸にしてしまう」のままにするならば、前の行の末尾を「宝物たちを」とするべきでしょう。 今回の作品も前作と同じように、どこか遺書のようにも読めます。 自分自身が宝物たちの負担になってしまうことを恐れて別れを告げる。その切なさや悲しさがうまく表現されていると思います。 この詩を読んで、あの沖縄出身のタレントの訃報を思い浮かべました。 それとこの詩の内容とは状況が異なるようですが、どこかその報道に触発されたのではないかと、そんな気がしました。 語り手の孤独さ、寂しさが滲み出てくるような詩ですね。
1アドバイス、ありがとうございます。後程修正してみます! そうですね。少し意識してしまったかもしれません。 自死とは自分を死なすこと、それが身勝手だと言われるかもしれない。 でも、その選択をせざる状況であれば……。 宝物とは、誰かの心にあるものです。 それがどんな【 形】であっても……。 ご感想、いつも、ありがとうございます。 励みになります。
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