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昼寝牛
あくびして そよ風吹いて 昼寝牛 日が射して 甲羅干す干す 昼寝牛 反芻の 背に顎のせ 昼寝牛 蹴られても それはそれとて 昼寝牛 目を閉じて 団子になって 昼寝牛 世間揺れ 浮世壊れても 昼寝牛 あくびして 今日を続けろ 昼寝牛
昼寝牛 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 787.1
お気に入り数: 0
投票数 : 3
ポイント数 : 0
作成日時 2023-06-25
コメント日時 2023-07-01
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんにちは。 作者の牛への愛情が溢れ出ているような作品ですね。 やはり、世話をしているときに、牛に蹴られることはよくあるのですか。本当に牛が好きでなければできなさそうな仕事ですね。 今回の詩はとてものんびりとした雰囲気で、気分がささくれているときは、こういう感じの詩がいいです。 特に6連目の、 「世間揺れ 浮世壊れても 昼寝牛」 というところが、どこか飄々とした、あるいは超然とした、浮世離れした感じで面白いです。 また、その前の連との間の空けかたも、なかなか絶妙だと感じました。 物価高など色々な問題が山積みの世の中を、忘れさせてくれるような詩です。
0蹴られるより足を踏まれる事の方が多いです。 自分が世話しているのは主に子牛ですが、気が付いたら200キロ近くになって、それで固い蹄で遠慮なしに踏まれる事があるので、痛いです。 太ったホルスタインとかだと800キロ近くなったりするので、シャレにならない痛さです。 今はメガファームの従業員なので現場にはそこまで大きな影響はありませんが、電気代上がったり、アメリカの穀物が干ばつで出来が悪かったり、円安で輸入飼料などが値上がったりどうなるかわからないところはあります。 それでも牛は浮世を離れてゆっくり昼寝してほしい所です。
1牛にはパーソナルスペースの概念も空気を読む感覚も衛生観念も全くなく、全力で牛をやっています。 そんな牛の世話に追われながら、牛をなんだかんだ愛でつつ、餌やりに治療におがくず交換や雑用に追われる日々です。いきなり死んでしまう事もありますし。 そんな牛ですが、川柳の体裁をとったためいい感じにデフォルメにできました。 >かりかりする前にあくびでもしましょうか。今日も今日が続いています。 将来はどうなるか不安になる事もありますが、自分も牛を見習って、あくびでもしますね。
0色々不安になる情勢が続いており、牛にも少なからず影響が出かねません。 韓国で発生した口蹄疫とか、正直凄く不安です。 ですが、こんな時にこそあくびすべきなのかもしれないですね。 >生き物の瞳に(そんなことより生きろよ)と教わるような想いです。 難しい所もありますが、見習うべきですね。
1最後の方に全体を締める様な感じにしたかったのと、一個人がやれるのにも限界があるので祈りに近い物が出て来てしまうのです。 本当に何の患いもなく昼寝していてほしいんですが。
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