ひとの手 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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ひとの手    

後回しにしていた まだ大丈夫だからと 少しずつ 鏡の中から責められる ごまかそうと 都合良く、勝手に上書きする まだいける、とは思う 誤魔化し方など、いくらでも 自分をごまかすことなど簡単に 今まで通りでいい、のだから 無意識に いや、恐らく怖いくらいに 自分の意識を私が無視して 髪を切りに行く 一昔前の自分と決別するように 一秒前の自分を嫌うように たまたま 本当に偶然に 出会う髪切り士 その手が心地よくて 妙に心地よくて



ひとの手 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 1
P V 数 : 541.9
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2023-06-21
コメント日時 2023-06-21
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/15現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
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閲覧指数:541.9
2025/04/15 09時05分54秒現在
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    作品に書かれた推薦文

ひとの手 コメントセクション

コメント数(1)
三浦果実
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(2023-06-21)

タイランドでは人の頭は神聖な宿りがあってイージーに触ってはいけないと昔言われたことがあったけれど、そもそも髪を切る行為とは神聖さがある。爪を切ってもらう、身体をマッサージしてもらう、人の手を借りて行われる行為は、じっと身体を委ねるだけに。なかでも髪は自身の容姿に直結する箇所だけに、思い切るしかなくて。そう、思い切り開き直って、その手の感触を信じてみるということ。

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投稿作品数: 2