しかし
その転がる運命を
最後に
めでたし、めでたし
で、終わらせるなど
不可能に近いんじゃないか?
そもそも
元請けは
なにを
かんがえているのだろう?
施工図は語る
正確な位置は
いつだって
地球にのっとってやっているよな?
と。
そもそも
あんたがたが
地球について
なにをしっているの?
せいぜい
まるいな
って事くらいしか
知らないんじゃないの?
地球が脱皮する時も
我々は
その巨大な脱け殻を見て
やっぱり、まるいじゃん
と、口々に言うんだろう?
ブッブー、不正解
地球は丸くはございません
正解は
いや。
君たちはこのクイズの
問題を最後まで聞かずに
かまをかけて
ボタン早押しで
まるい
と、答えたので
正解は
おしえなーい
調子に乗ってるから
おしえなーい
なんで、そんな事になるかって
それは
われわれが
いつまでたっても
うちゅうじん
だからでしょ?
それを
理解せずに
人類が滅ぶと
地球も終わるぞって
誰のねごと?
目が焼けるほど
まばゆいラメでコーティングされた学術書に
僕は
学者連中が、昼休憩でいない間に
せからしか
と、赤いスプレーで書いた
作品データ
コメント数 : 3
P V 数 : 775.0
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作成日時 2023-06-12
コメント日時 2023-06-16
#現代詩
#縦書き
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前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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音韻 | 0 | 0 |
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2024/11/23 19時07分36秒現在
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こんにちは。 この詩は、エコとかSDGsとか言っている人たちへの、強烈な皮肉であるように感じました。 もしそうなら、 「しかし その転がる運命を 最後に めでたし、めでたし で、終わらせるなど 不可能に近いんじゃないか?」 という感覚も何となくわかるような気がします。
0コメントありがとうございます。 誰かの思想に対して徒に皮肉るのは出来るだけ避けているのですが、そう読解されても仕方がないのかもしれないですね。 この詩は岡本太郎氏の「ノン」という作品から発想しました。 進化?進歩?我々は偉大なる足踏みをそう呼ぶのか? そんな事を考えながら書きました。
0コメントありがとうございます。 見透かされたかのように読解されてしまいました。 おおむね、そのような思惑です。 元請けとは。下請けとは。 自分で書いておいてなんですが、どれくらい壮大な絶対的な概念の事を言って、どこまでの建造物を造っていく無数の手たちの事を言ってるんだと考えると、どれでどこまでなのかとか考えてしまいますね。 でも考え過ぎか。 読んでいただいてありがとうございます。
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