どこもかしこも - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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どこもかしこも    

おや、つくしだ 炒めて頂きましょう 春だね、春のしっぽ ふきのとも逃さずに 踏みつけて、 え? 逃げだしそうだから 思わず、ありがたく 頂きますから そんなに怒らずに はい、言い訳ですよ 生きるわけをさがすために 生まれてきた、なんてえらい かたも言っていました たぶんね。 だから春をありがたく 頂くのもしっぽがあれば 思わず踏むのも 生きる良いわけです さぁ、 菜の花畑の真ん中で 春に腰掛けて あなたの言い分を 聴かせてくださいよ こんなに気持ちいい春なんだから あ、と逃げたらついつい しっぽを踏んでしまいますよ



どこもかしこも ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 9
P V 数 : 934.8
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2023-04-04
コメント日時 2023-04-09
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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閲覧指数:934.8
2025/04/10 17時22分49秒現在
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    作品に書かれた推薦文

どこもかしこも コメントセクション

コメント数(9)
m.tasaki
作品へ
(2023-04-04)

こんにちは。 春のしっぽ、面白い表現ですね。 気持ちのいい春は人間がどんなに足掻いても去っていってしまう。それでも逃がさないように押さえていたい。そんな感じでしょうか。 生きるわけをさがすために生まれてきた、なんて言い分も苦し紛れに思わず口にしたみたいで、なんだか言い訳じみていますよね。 最後の方のあなたの言い分とはなんでしょう。春について、生きることについて、それともこの詩の語り手についてでしょうか。いろいろ想像が膨らみます。 ユーモラスでほのぼのとする詩です。

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ほば
m.tasaki さんへ
(2023-04-04)

是非、春のしっぽをさがしてみてください。

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田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2023-04-04)

ふきのとうなんて、なつかしい味。

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エイクピア
作品へ
(2023-04-05)

土筆や菜の花、毎年の事とは言え、生命の連続が感じられるようで、この詩では、その土筆のしっぽ。と言うか春の尻尾と言う、ああ、蕗の薹を春の尻尾と言って居る。春を有難くいただく。春のメロディーが聞こえて来るようで、いいと思いました。

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羽田恭
作品へ
(2023-04-06)

北海道もそろそろ山菜の季節です。 ふきのとうを大量に捕獲してます。 即興で返詩を俳句で。 つくし出た 逃げ出しそうな 春しっぽ

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ほば
田中宏輔さんへ
(2023-04-07)

最近、めっきり食べなくなりましたね。ほろ苦い春の風味

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ほば
エイクピアさんへ
(2023-04-07)

毎年、同じようで違う春。花粉さへなければもっと嬉しいんだが。

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ほば
羽田恭さんへ
(2023-04-07)

まさに春狩りの最中ですね。春の毛皮でコートが出来そうだ。しっぽは常に何かから逃げようとしています。俳句、素朴な良さがあります

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夏立むぎ
作品へ
(2023-04-09)

作品を読んでるだけで春の温かい日差しを感じました!ちょっと軽口っぽいのをはさんでたりするのもすごく素敵です。

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投稿作品数: 2