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ガンダムかウルトラマンか
霊と共存するためには 椅子を嚙んでばかりでは駄目だ ザクは出撃して居るのに 自分の出撃は遅れがちだった 庭の土を掘ったり 畑の土を掘ったりしていた 掘って居ればモグラではなくて 太陽が出て来て 霊を照らして 発見を容易にしてくれると 思っていた 庭では有線放送が一日中かかっていた それこそスターのチウネが来てくれるかもしれないほどに 適度な音量で チウネと霊が同時に来るように 私は祈って居た 私は実はマットの隊員だったのかもしれない だとしたら ガンダムではなくてウルトラマンだと 思うのだが 今更乗り換えられるかと 庭で慨嘆して居る
ガンダムかウルトラマンか ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1153.1
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2023-04-01
コメント日時 2023-05-31
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
大人も子供もすきなものが たくさん出てきて単純におもちゃ箱みたいにワクワクしました 世代的にど真ん中なのでうれしくなりました 読みやすいのに膜がかかって うまく読み解けない いじわるななぞなぞみたいな不思議な感覚の作品でした 他の作品も読んでみたいです サンクス
1エイクピア様 「ガンダムかウルトラマンか」を読ませていただきました。本作は言葉の使い方と申しますか、言葉のバランスの良さを感じました。その他、自然の捉え方が上手いと思いました。私のことでございますが、詩と絵の二刀流は良くないとのご指摘がございましたので、エイクピア様がおっしゃる方向で考えて行きたいと思っております。ありがとうございました。
1ウルトラマンを理想にして育つ男の子や魔法少女の心を失わない女の子のその後や、それは興味深いところです。がっつりロックやパンク音楽が好きだった若者が成長すると社会派になる現象を多少知っています。掘ったら太陽が、っていうのはよくわかりませんが、意外で面白かったです。
1坂本さんコメントを有難う御座います。ガンダムとかウルトラマンとか、表現によってはイメージを悪化させる恐れもあり、表現には気を遣いました。そうですね、おもちゃ箱と言うとパンドラの箱みたいに考えると、ちょっと悪イメージが付きまとうかもしれませんが、エンゼルマークの応募で貰えるやつとか、福袋的なワクワク感をこの詩では目指したのかもしれません。膜がかかってですか。霞と言うのか、何かミストシャワーみたいなものや薄雲で覆って神秘的な効果を出そうとしたのかもしれません。
0大林 満さんコメントを有難う御座います。ああ、詩と絵の二刀流。そうですね、詩と絵との両立の難しさを言ったことが有ったのかもしれません。単に、詩に専念して居る人で、絵の上手い人はあんまりいないのではないかと言う事を述べたかっただけなのかもしれませんが。立原道造はかなりメルヘンチックと言うか、幻想的な絵を残したそうですが、客観的には絵と詩は相関関係が深いでしょうね。画家が詩人に触発されて絵筆をとると言う事は多そうです。自然の捉え方ですか。庭の土や畑の土、モグラなど、モグラは実際に土を掘って居て出会った事が無いので、虚構性が高いのですが、庭の土や畑の土のリアリティーを頼りました。まあよりリアルに言うならば蚯蚓でしょうね。これは、特に畑の土ならば、出現率が高く、よく、アオサギや椋鳥が狙って居るでしょうから。
0湖湖さんコメントを有難う御座います。掘ったら太陽と言うのは恐らく「空」と言う漢字は「エ」を抜くと「穴」と言う漢字になるからだと思うのです。ちょっと形が違っていますが。勿論空に有るのは太陽だけではないのですが、この場合、雲は割愛しました。社会派ですか。そうですね、ウルトラマンに対する理想、魔法少女の心。やはりそれらはディープな世界で、知れば知る程、奥が深い世界だからでしょうね。社会の奥深さと通底して居るからなのかもしれません。そしてディープな世界を単純化して分かり易く提示することから来る快楽が有るからなのかもしれません。
0うーん、この作品は、他の作品で評した内容と同じことを言及したくなるが この作家さんには作家さんなりのフェティッシュな部分、そういうものを集めて じぶんの世界を作ってしまえるから、安定性があるのかも知れないな、と思いました。
1ABさんコメントを有難う御座います。原点回帰ではないですが、基本一番初めのシリーズですね。ウルトラマンだと再放送組なのですが、ガンダムは夕暮れにやって居た様な。本放送は恐らく見て居なかったような。結局はガンダムも再放送組なのですが、ああ、ザクの事ですか。ザクフリークと言う訳ではないのですが、これから詳しく知って行きたい感じです。特撮物は確かに深入りすると、恐ろしいものがあるのかもしれませんが、それだけ深い、ディープな世界が有るのだと思えば、奥が深いのかもしれません。
0田中恭平 newさんコメントを有難う御座います。そうですね、私なりの拘りと言うのか、部分に宿る神と言うのか、フェティッシュ的な傾向、パスティーシュと言うのか、矢張り安定的な作品の作出と言うのか供給と言うのは理想的であると同時に、絶対の前提なのかもしれません。安定性の絶対を前提として飛躍して行ければと強く思いますね。
0ザクは懐かしいです。ガンプラを購入しては作り込んだ世代のひとりですから、ボールやジグなども量産的な感覚で懐かしく感じますね。意味のコクピット、または地球から故郷のアンドロメダ星雲へと脱出は可能か? 速度はどこまで伸びるか? そんなことを思わせる作品でもありました。
1湯煙さんコメントを有難う御座います。ああ、ザクですか。ボールと言うと抱き合わせ販売も思い出されるのですが、意外と、そんなに、人気のないものではなかったのかもしれません。SFの世界は、テラフォーミングや星間戦争など進化の程度がすごいのかもしれません。速度と言うとアインシュタインの世界が良く出て来るのですが、矢張り小学生のころやった算数の基本が必須なので、あまり進化的な世界に対してポジティヴな考えは持てないのですが、アンドロメダとか、銀河とか天の川などの世界を提出されると、心ときめく自分が居る事に気付くのは確かです。
1蛾兆ボルカさんコメントを有難う御座います。ああ、ザクの出撃。枕詞をだされると和歌の世界や短歌の世界が当然思い浮かぶのですが、現代詩で、枕詞と言う発想は、現代詩や短歌も詩歌と言う括りで、共通の発想があるのかもしれません。グフやゲルググなどほかのモビルスーツがありながら、ジオン軍のザクに拘る事に必然性を出そうとは思いませんでしたが、ザクと言うモビルスーツがこの詩に占める意義は考えたつもりでした。マットの隊員やウルトラマンを出したのも、ザクの存在感をくっきりとさせるためでした。ザクのラインをはっきりさせようと思ったのです。
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