詩人の町 - B-REVIEW
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詩人の町    

人は詩人になると 風に吹かれながら 曲がりくねった道を歩き出す なぜか行き止まりの多い町 先にはおおきな壁があって 人はそこをよじ登ろうとするか そのまま引き返すか 中には人の家の壁を壊そうとする 朝は東の空から日が昇り 夕方には西の空に日が沈む 二月ごろには風邪を引きながら もう春がきたという そんな町がほんとうに存在するのか 凡人のぼくには不思議だけど 詩人はきっと 行政の行き届かない 住みにくい町に住んでいるのだろう 都合よく風が吹くのも きっと副業で 桶屋をやっているからだろう



詩人の町 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 807.1
お気に入り数: 1
投票数   : 2
ポイント数 : 0

作成日時 2023-03-18
コメント日時 2023-03-19
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/07現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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 エンタメ00
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閲覧指数:807.1
2025/04/07 06時41分33秒現在
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    作品に書かれた推薦文

詩人の町 コメントセクション

コメント数(5)
m.tasaki
作品へ
(2023-03-18)

こんにちは。 何ともいえず寂しく切ない感じのする詩ですね。 詩人になった人は曲がりくねった道を歩き、行き止まりの多い住みにくい町に住んでいて、行き止まりに突き当たったらどうするかは、人それぞれ。 何となくわかるような気がします。 最初の連の風と最終連の風とは、同じ風でしょうか。冷たい世間の風、詩を書くだけでは食べてゆけない厳しい現実の風、だから、桶屋のような副業をしなければ都合のよい風は吹いてこない。そんなふうに受けとりました。 6連目の「行政の行き届かない」という語句は、全体の雰囲気にそぐわないような気がしましたが、行政の不備を詩に書く人もいるので、それもアリかなとも思いました。 詩人は詩人になったから曲がりくねった道を歩くのでしょうか、それとも、曲がりくねった道を歩かざるを得なかったから詩人になったのでしょうか。 この詩を読んでそんなことを考えました。

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Snydam
Snydam
作品へ
(2023-03-18)

自分、よじ登る力も壊す力も無いので、ジョン・ケージに倣って、壁に頭を打ち続けています。 僅かでもヒビを入れられれば、あるいは自分の頭にヒビが入っても、それはそれで本望な気がします。

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たわし
さんへ
(2023-03-19)

コメントありがとうございます。

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たわし
m.tasaki さんへ
(2023-03-19)

切ないという感想もあるのですね。家の包丁は切れないんですが;最後の連の風は同じ風ですね。曲がりくねった道はビートルズの「ロング・アンド・ワインディング・ロード」とかいう曲から借用しました。

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たわし
Snydamさんへ
(2023-03-19)

自分も力がないですよ。引き返す途中で道端に落ちているエロ本を見つけてうろうろするだけ・・。ジョン・ケージにそういう曲があるんですね。実は「壁に頭を打ち続けている人もいる」というフレーズも入れようとしたんですが、すっかり忘れていました。何だか悩みの詩になってしまいました。

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